米10年債5.13%(米財務省)、20年債入札は5.469% 今日はディスコ決算
米財務省の公表値で、10年債の利回りは21日に5.13%と、20日の5.12%からわずかに上がった。20年債の入札は最高落札利回りが5.469%だった。ドル円は158円台で終えた。今日22日はディスコが4〜9月期の決算を出し、23日は日本の9月の全国消費者物価が出る。
日向かなえ ・ 朝刊 05:28 ・ 2026年10月22日
米財務省が毎日公表する利回り(par yield)は、21日に10年債5.13%(20日5.12%)、2年債4.81%(同4.79%)、30年債5.42%(同5.42%)だった。株探(みんかぶ)の日本時間4時台の表では、市場の10年債利回りは5.142%(0.034ポイント上昇)。130億ドルの20年債の入札は、最高落札利回り5.469%、応札倍率2.73倍だった(米財務省・株探)。フィスコによると、落札利回りが入札前の水準を上回り、内容は低調だった。
ドル円は、株探(フィスコ)によると157円84銭まで下げた後158円18銭まで上げて取引を終えた。Yahoo Finance では日本時間5時30分時点で158円15銭。取引の終盤には、湾岸地域の米大使館をめぐる報道で一時158円35銭近辺まで上げた(株探)。一般に、米国の長期金利が上がると、借入の多い不動産やREITには逆風、銀行・保険の利ざやには追い風になりやすく、日米の金利差の動きは為替を通じて輸出企業の採算や輸入する食品・燃料の値段にも関わる。
今日22日は、半導体の製造装置をつくるディスコが16時に4〜9月期の決算を出す。会社は10月6日の速報で、7〜9月の個別出荷額が1239億円と前年同期より60.0%増え、四半期として過去最高になったと発表した。生成AI向けを中心に、精密加工装置と、刃などの精密加工ツールの出荷が高い水準で続いたという。4〜9月の個別売上高は2136億円で、会社の個別の予想(2011億円)の106.2%だった。連結の4〜9月期の会社予想は売上高2428億円、営業利益1049億円、中間配当171円(7月23日発表)。株価は21日に940円(1.79%)高の5万3570円で終えた(株探・Yahoo!ファイナンス)。
ディスコは、需要の読みにくさから業績予想を「1四半期先まで」しか出さない。今日の決算では、10〜12月期の予想も焦点になる。米国では21日、同じ半導体製造装置のラムリサーチが7〜9月期決算を出し、売上高は54.4%増えた(株探、同社の8-K)。
23日(金)8:30には、総務省が9月の全国消費者物価指数を発表する。8月は、生鮮食品を除く総合が前年同月比1.7%上昇、総合が1.9%上昇、生鮮食品とエネルギーを除く総合が1.9%上昇だった(総務省)。月末には27〜28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、29〜30日に日銀の金融政策決定会合がある。
数字で見る
| 米10年債利回り(米財務省、10/21) | 5.13%(10/20 5.12%) |
|---|---|
| 米2年債/30年債(米財務省、10/21) | 4.81%/5.42%(10/20 4.79%/5.42%) |
| 米20年債入札(10/21) | 最高落札利回り 5.469%、応札倍率 2.73倍、130億ドル(米財務省・株探) |
| ドル円(10/21 NY) | 157円84銭〜158円18銭、158円18銭で終了(株探・フィスコ)/158円15銭(10/22 5:30、Yahoo Finance) |
| ディスコ 7〜9月の個別出荷額(10/6 速報) | 1239億円(前年比 +60.0%、四半期で過去最高) |
| ディスコ 4〜9月期の会社予想(連結、7/23) | 売上高 2428億円・営業利益 1049億円・中間配当 171円 |
| 日本の8月の全国消費者物価(総務省) | 生鮮食品を除く総合 +1.7%、総合 +1.9% |
次に見るポイント
- 22日(木)16:00 ディスコの4〜9月期決算と、10〜12月期の業績予想
- 23日(金)8:30 日本の9月の全国消費者物価
- 27〜28日(火・水)FOMC、29〜30日(木・金)日銀の金融政策決定会合
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