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ヨリビケ
昼刊 | 株式

日経平均、前引け790円安の6万4534円 一時1492円安から半分近く戻す

19日午前の東京市場で、日経平均株価の前引けは前週末比790円26銭(1.21%)安の6万4534円03銭だった。前週末の米国でAI・半導体株が売られた流れを受け、9時16分には1492円安まで下げたが、前引けまでに下げ幅の半分近くを取り戻した。TOPIXの下げは0.39%にとどまった。

桐生レオン ・ 昼刊 12:02 ・ 2026年10月19日
動画:ANNnewsCH「日経平均株価 約1カ月ぶり一時6万3000円台 AI投資の回収懸念や中東情勢への不安から(2026年10月19日)」 YouTube で見る
日経平均 前引け(10/19 11:30)
64,534円
▼790円(-1.21%・前週末比)

日経平均は504円73銭安の6万4819円56銭で寄り付いた後に下げ幅を広げ、9時16分に6万3831円78銭(1492円51銭安)まで下げた(株探・Yahoo!ファイナンス)。取引時間中に6万4000円を下回ったのは、株探によると9月17日以来、約1か月ぶり。その後は下げ渋り、前引け(11時30分)は6万4534円03銭だった。TOPIXの前引けは15.66ポイント(0.39%)安の4050.34(日経・時事通信)。

背景は16日(金)の米国市場だ。日経によると、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3.8%、ナスダック総合指数が2%超下げ、AI関連企業の資金調達や投資が続くかへの不安が意識された。東京でも値がさの半導体・AI関連が売られ、株探の集計では前引け時点の日経平均の押し下げはアドバンテストが209.27円、ソフトバンクグループが196.6円、東京エレクトロンが151.7円だった。ソフトバンクグループは一時4622円と、日経によると7月30日以来約2か月半ぶりの安値をつけ、前引けは4701円(4.92%安)。

下げ渋った理由について、日経は海外の投機筋とみられる株価指数先物への買い戻しを挙げている。東証プライムでは値上がりが656銘柄と全体の4割強にのぼり、値下がりは845銘柄だった(日経・株探)。日経によると、ニトリHDなどの小売り株をはじめとする内需のディフェンシブ株や、商社・不動産株には買いが入った。株探によると、オリエンタルランドは10日続けて上がり、年初来高値を更新した。

AI関連の売りの一方で、意外なところに買いが入った銘柄もある。日経などが伝えた、ソフトバンクグループによる米警備大手アライド・ユニバーサルの買収検討の報道を受け、ソフトバンクロボティクスとAI警備で提携する警備会社アール・エス・シーが一時ストップ高まで買われた(株探)。半導体・AIの売りと、AIの応用先への期待が同じ朝に並んだ形だ。

後場は12時30分から。前場で下げ渋った半導体株がどこまで戻るか、午前に発表された中国の経済指標(別の記事)を受けた中国株の動きが手がかりになる。大引けは15時30分で、16時30分の夕刊で一日の動きを伝える。

数字で見る

日経平均 前引け(10/19 11:30)64,534.03円(前週末比 −790.26円、−1.21%)
日経平均 寄り付き(10/19 9:00)64,819.56円(−504.73円)
日経平均 前場の安値(10/19 9:16)63,831.78円(−1,492.51円、6万4000円割れは9/17以来=株探)
TOPIX 前引け(10/19 11:30)4,050.34(−15.66、−0.39%)
押し下げ上位3銘柄(前引け時点、株探)アドバンテスト −209.27円/ソフトバンクG −196.6円/東京エレクトロン −151.7円
東証プライム 前場値上がり656・値下がり845、売買代金 約3兆2947億円(日経・株探)
ソフトバンクG 前引け(10/19)4,701円(−4.92%)、一時4,622円で約2か月半ぶり安値(日経)
ヨリビケの見方最大で1492円あった下げのうち、前引けまでに702円(47%)を取り戻した。前引けの下げ790円のうち558円(約7割)は、アドバンテスト・ソフトバンクグループ・東京エレクトロンの3銘柄によるもので、TOPIXの下落率(0.39%)は日経平均(1.21%)の約3分の1にとどまった。

次に見るポイント

  • 19日(月)12:30 後場の取引開始。半導体関連株の戻りの度合い
  • 19日(月)15:30 大引け(16:30 の夕刊で伝える)
  • 21日(米国時間)メタ・テスラの決算と、22日のディスコの決算(AIへの投資の見通し)
この話題を伝えた動画今日の1分昼刊(10/19)桐生レオン

出典

※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。