NYダウ652ドル安の5万2215ドル 米10年債利回りは週初めの5.15%から5.00%へ低下、ドル円は156円台後半
23日(金)の米国市場で、ダウ平均は652.82ドル(1.23%)安の5万2215.16ドル、ナスダック総合指数は0.21%安だった。米財務省の公表値で、10年債利回りは5.00%と、19日(月)の5.15%から0.15ポイント下がって1週間を終えた。週明けの東京は、米国の株安と、日米の金利の低下の両方を受けて始まる。
日向かなえ ・ 朝刊 05:33 ・ 2026年10月26日CNBC と株探の終値で、ダウ平均は5万2215.16ドル、S&P500 は0.52%安の7623.68、ナスダック総合指数は53.52ポイント安の2万5955.34だった。下げはダウがいちばん大きかった。週間では、ダウは16日の終値から0.41%上げ、ナスダックは0.71%下げて2週続けて下がった(CNBC・Yahoo Finance からヨリビケ計算)。
ダウの下げは、原油高で景気に左右されやすい銘柄が売られたことが大きかった。カードのアメリカン・エキスプレスが3.68%安、建機のキャタピラーが2.42%安(CNBC・Yahoo Finance)。一方で債券は買われ、米財務省の公表値で10年債利回りは19日の5.15%から、22日(木)に4.96%まで下がり、23日は5.00%だった。2年債も19日の4.77%から23日は4.69%に下がった。ドル円は、日本時間24日朝5時ごろに1ドル=156円83銭前後と、156円台後半で週を終えた(CNBC・Yahoo Finance)。
意外な所では、通信株が大きく動いた。スペースXが全米で携帯電話の基地局の確保に向けて交渉していると伝わり、23日は AT&T が7.96%安、TモバイルUS が7.71%安、基地局を貸すクラウン・キャッスルは9.06%高だった(CNBC・株探)。金利の低下は東京にも出ていた。23日の東証33業種では、借り入れの多い不動産業が +2.05%で1位、貸し出しの利ざやが金利に左右される銀行業が −2.28%で最下位だった(株探・財経新聞)。
この先は、金利と決算が続く。29日(木)午前3時に FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が出る。政策金利の誘導目標は今、3.75〜4.00%(FRB)。決算は、28日(水)にマイクロソフト、29日(木)にアマゾン(いずれも米国時間)。株探の予定では、ダウの採用銘柄では27日(火)にコカ・コーラ、29日(木)にキャタピラー、30日(金)にシェブロンが決算を出す(米国時間)。
数字で見る
| ダウ平均(10/23 終値) | 52,215.16ドル(−652.82ドル、−1.23%。CNBC・株探・Yahoo Finance) |
|---|---|
| ナスダック総合/S&P500 | 25,955.34(−0.21%)/7,623.68(−0.52%)(CNBC・株探) |
| 週間の騰落(10/16→10/23) | ダウ +0.41%/ナスダック −0.71%(CNBC・Yahoo Finance からヨリビケ計算) |
| 米10年債利回り(米財務省) | 10/19 5.15% → 10/22 4.96% → 10/23 5.00%(CNBC の終値は4.999%) |
| 米2年債利回り(米財務省) | 10/19 4.77% → 10/23 4.69% |
| ドル円(日本時間10/24 5時ごろ) | 156円83銭前後(CNBC・Yahoo Finance) |
| 東証33業種(10/23) | 不動産業 +2.05%(1位)/銀行業 −2.28%(最下位)(株探・財経新聞) |
次に見るポイント
- 10/26(月)9:00 東京市場:日米の金利の低下を受けた銀行株と不動産株の動き
- 10/28(水)マイクロソフト、10/29(木)アマゾン・キャタピラー、10/30(金)シェブロンの決算(いずれも米国時間)
- 10/29(木)3:00 FOMC の結果:10年債利回りが5%前後にある中での声明
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