来週の山場は木曜と金曜 29日未明にFOMC、30日に日銀・東京エレクトロン・キオクシア 巨大ITの決算も重なる
10月26日からの5日間は、日米の中央銀行の会合と、世界の巨大企業の決算が1週間にまとまって入る。山場は、FOMCの結果とマイクロソフト・アルファベットの決算がそろう29日(木)の夜明け前と、日銀の決定から半導体の決算まで続く30日(金)。曜日ごとに整理した。
日向かなえ ・ 特集 13:44 ・ 2026年10月25日週明け26日(月)は、週末のニュースへの最初の反応になる。トランプ米大統領は米国時間24日、イランへの攻撃について「明日かもしれない」と述べた。NY原油(WTI)は23日に1バレル103.27ドルで取引を終え、3週続けて上がっている。27日(火)は信越化学が15時30分に決算を発表する予定。米国では同じ日に、金融政策を決めるFOMC(連邦公開市場委員会)の会合が始まる。
28日(水)は、日経平均への影響が大きいアドバンテストが15時30分に決算を発表する予定で、日立も同じ日に決算を出す。その夜、米国の取引終了後には、マイクロソフトとアルファベットが7〜9月期の決算を発表する。日本時間では29日(木)の早朝にあたり、マイクロソフトの電話会見は日本時間6時30分から。
29日(木)は夜明け前から発表が重なる。FOMCの結果は日本時間午前3時、ウォーシュFRB議長の会見は3時30分から。今の政策金利の誘導目標は3.75〜4.00%で、9月16日に0.25%引き上げた。市場では今回は据え置きの見方が中心で、CNBCは10月16日時点で先物が示す10月利上げの確率を15%と伝えた。夜の21時30分には米国の7〜9月期GDP速報値と9月のPCE物価指数が出る。日銀の金融政策決定会合もこの日から始まる。
30日(金)は、日銀が会合の結果と、物価や景気の見通しを示す「展望レポート」を公表し、植田総裁が会見する。今の政策金利は1.25%程度(9月に1.00%から引き上げ)で、今回は据え置きの見方が主流。基調的な物価上昇率が2%程度に達したと判断する公算が大きいと、TBSや時事通信が報じている。日銀は発表の時刻を決めておらず、「会合終了後直ちに」公表する。
30日は企業の発表も続く。米アマゾンの決算は日本時間30日の早朝(電話会見は6時から)。東京エレクトロンとキオクシアもこの日に決算を発表し、キオクシアは18時45分の予定。TOPIXの初めての定期入れ替え(新たに35銘柄を採用、683銘柄は段階的に比率を下げる)も、30日に指数へ反映される。翌週は、11月1日に米国が冬時間に戻り、3日(火・祝)に米中間選挙とアップルの決算(日本時間6時30分)が控える。東京市場は3日が休みのため、反応は4日(水)になる。
数字で見る
| 26日(月) | 週末のニュースへの最初の反応(中東情勢・原油 103ドル台) |
|---|---|
| 27日(火) | 信越化学 決算(15:30予定)/米FOMC 始まる |
| 28日(水) | アドバンテスト(15:30予定)・日立 決算/夜、マイクロソフト・アルファベット決算 |
| 29日(木) | 3:00 FOMCの結果、3:30 議長会見/21:30 米GDP・PCE/日銀会合 始まる |
| 30日(金) | 日銀の決定・展望レポート・総裁会見/アマゾン(早朝)・東京エレクトロン・キオクシア(18:45予定)決算/TOPIX入れ替え反映 |
| 政策金利(今) | 米国 3.75〜4.00%/日本 1.25%程度 |
| 11月3日(火・祝) | 米中間選挙・アップル決算(日本時間6:30)。東京市場は休み |
次に見るポイント
- 29日(木)午前3時 FOMCの結果と、ウォーシュ議長の会見での12月の利上げへの言及
- 30日(金)日銀の展望レポートで、基調的な物価上昇率をどう判断するか
- 28日・30日 アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアの決算と見通し
- 日程は変わることがあるので、各社・各機関の発表で確かめてください
関連する動画
出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。



