日経平均先物、夜間取引で140円安の6万4840円 19日の日経平均終値を77円下回る 米ハイテク株の反発でも小幅安
大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物12月物は20日午前6時に前日の清算値比140円安の6万4840円で終えた。19日の日経平均の終値6万4916円70銭を77円下回る水準だ。米国ではナスダックが反発したが、先物は前日の清算値を上回れなかった。
日向かなえ ・ 朝刊 05:50 ・ 2026年10月20日
日経平均先物(12月物)は、夜間取引で前日の清算値(6万4980円)から140円下げ、6万4840円で引けた(株探・日経)。株探によると出来高は1万487枚。TOPIX先物は21.5ポイント安の4054.5だった。シカゴのCMEの円建て日経平均先物は、米国株の取引終了時点で6万4825円だった(株探)。
19日の東京市場では、日経平均が407円59銭(0.62%)安の6万4916円70銭で終えた。日経によると、下げ幅は一時1400円を超えた。米国のAI向けクラウド企業コアウィーブの信用不安が尾を引き、AI・半導体関連株が再び売られた。その後の米国市場では、ナスダックが1.11%上げ、半導体株の指数SOXも8日ぶりに上がった(次の記事)。
それでも先物が小幅安にとどまった背景には、米国の金利と原油の上昇がある。米10年債利回りは米財務省の公表値で5.15%に上がり、NY原油は期近物が1バレル103ドル台に乗せた(金利・原油の記事)。一般に、原油高は燃料を使う空運や、原油を原料にする化学のコストを押し上げやすい。一方、ドル円は158円台半ばの円安で、輸出の多い自動車・機械には採算の面で追い風になりやすい。
日経によると、19日の東京市場ではAI・半導体関連が売られる一方で、景気に左右されにくいディフェンシブ株には買いが入った。売りが市場全体に広がったわけではなく、業種ごとに動きが分かれている。
20日の東京市場では、米国の半導体株の反発が、東京の半導体関連株にどこまで及ぶかが焦点になる。株探の予定表によると、10時に中国の最優遇貸出金利(LPR)が発表され、国内では20年国債の入札がある。今週は22日にディスコ、23日にファナックの決算と、日本の9月の全国消費者物価が続く。
数字で見る
| 日経平均先物 12月物 夜間終値(10/20 6:00) | 64,840円(前日の清算値比 −140円、株探・日経) |
|---|---|
| 前日の清算値(10/19) | 64,980円 |
| 夜間取引の出来高 | 1万487枚(株探) |
| CME 円建て日経平均先物(10/20 5:20ごろ) | 64,825円(株探) |
| 日経平均 終値(10/19) | 64,916.70円(−407.59円、−0.62%、Yahoo!ファイナンス・日経) |
| TOPIX先物 夜間終値 | 4,054.5(−21.5、株探) |
| 先物と最高値(10/6 終値 70,683.98円)の差 | −8.27%(ヨリビケ計算) |
次に見るポイント
- 20日(火)9:00 寄り付きで、米半導体株の反発が東京の半導体関連株に及ぶか
- 20日(火)10:00 中国の最優遇貸出金利(LPR)
- 22日(木)16:00 ディスコの決算、23日(金)8:30 日本の9月の全国消費者物価
出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。



