ヨリビケについて 1分動画 YouTube @yoribike 10/27 更新
ヨリビケ- MARKET NEWS -
昼刊 | 企業

アドバンテスト株、前引けは9.7%高の3万4080円 一時10%超高、日経によると1銘柄で日経平均を600円あまり押し上げ アンソロピックの上場書類が追い風、あす28日に決算

アドバンテスト(6857)の株価は27日(火)前場、前日比3010円(9.69%)高の3万4080円で取引を終えた(前引け、11時30分)。10時14分には3万4320円(10.46%高)まで上げた。米アンソロピックが上場に向けた目論見書を公開したことで、AI関連への資金の流れが続くとの見方が広がった。日経によると、アドバンテストは1銘柄で日経平均を600円あまり押し上げた。28日(水)には自社の決算を発表する。

桐生レオン ・ 昼刊 11:48 ・ 2026年10月27日
動画:CNBC Television「Anthropic files SEC prospectus, bringing AI lab a step closer to historic offering」(10/26) YouTube で見る
アドバンテスト1社の日経平均押し上げ(10:24ごろ)
500円超
株価は8%超高(日経)

アドバンテストは3万3330円で取引を始め、9時11分の3万3020円を安値に上げ幅を広げ、10時14分に3万4320円をつけた。前引けは高値から240円低い3万4080円で、時価総額は24兆9466億円(Yahoo!ファイナンス・株探)。日経は寄り付き後に「8%超上昇」、10時24分の時点で「1銘柄で日経平均を500円あまり押し上げている」と伝え、前引けの記事では、一時10%強上がって1銘柄で600円あまり押し上げたとしている。株探によると、前引けの時点ではソフトバンクグループ・東京エレクトロンと合わせた3社で日経平均を1000円あまり押し上げた。

きっかけは26日(月)のアンソロピックの目論見書だ(ヨリビケの朝刊の記事で、売上高などの中身を紹介した)。日経によると、目論見書の公開でIPOの手続きが進んでいるとの期待から投資家心理が改善し、26日の米国市場でAI・半導体株が買われた。日経は、AI企業による製品の需要が高い水準で続くとの期待から、アドバンテストが上げたとしている。フィスコは、SOX指数の2.8%の上昇でAI・半導体関連のリバウンド(反発)への期待が高まったと伝えている。日経は、米国の新興AIインフラ企業の信用不安を受けて下げていたため、見直しの買いも入りやすいとも指摘した。

アドバンテストは、半導体が正しく動くかを調べる検査装置(テスター)の大手だ。AI向けの半導体の検査にも使われるため、AIへの投資の勢いを映す銘柄として見られることが多い。27日の前場はほかのAI・半導体株も上げ、イビデンは11.20%高、ソフトバンクグループは6.71%高、レーザーテックは4.95%高、東京エレクトロンは2.76%高だった(Yahoo!ファイナンス・株探)。一方、キオクシアホールディングスは寄り付き直後の9時6分に1万3625円(8.57%高)をつけたあと売られ、前引けは0.16%高の1万2570円とほぼ横ばいに戻った。

アドバンテストは28日(水)15時30分に決算を発表する予定(株探・会社の予定)。東京市場の取引が終わったあとの発表なので、株価が反応するのは29日(木)の取引になる。その29日の午前3時には米国の FOMC の結果が出る。アンソロピックの上場は日経によると11月にナスダック市場で予定され、1000億ドル規模の調達を目指しているとされる。

数字で見る

アドバンテスト(6857)前引け3万4080円(+3010円、+9.69%。Yahoo!ファイナンス・株探)
同 前場の値動き始値 3万3330円(9:09)/安値 3万3020円(9:11)/高値 3万4320円(10:14、+10.46%)(Yahoo!ファイナンス・株探・日経)
日経平均の押し上げ500円あまり(日経 10:24)→ 600円あまり(日経 前引けの記事)。3社(アドバンテスト・SBG・東エレク)で1000円あまり(株探 11:30)
時価総額(11:30)24兆9466億円(Yahoo!ファイナンス・株探)
ほかのAI・半導体株(前引け)イビデン +11.20%、SBG +6.71%、レーザーテック +4.95%、東京エレクトロン +2.76%、キオクシア +0.16%(Yahoo!ファイナンス・株探)
決算発表10/28(水)15:30の予定(株探・会社の予定)
ヨリビケの見方発行済み株式数7億3200万株に、前場の上げ幅3010円をかけると、アドバンテストの時価総額は午前だけで約2兆2000億円増えた計算になる。また、高値(3250円高)まで上げた分のうち、前引けで残っていたのは93%で、寄り付き直後の高値から上げ幅の大半を失ったキオクシア(前引けで0.16%高)とは対照的だった(Yahoo!ファイナンス・株探の株価からヨリビケ計算)。

次に見るポイント

  • 10/27(火)後場:アドバンテストが高値3万4320円の近くを保つか、キオクシアなど他の半導体株との差
  • 10/28(水)15:30 アドバンテストの決算と、29日(木)の株価の反応
  • アンソロピックの上場の日程(日経によると11月、ナスダック市場)

関連する動画

動画:岩井コスモ証券「アンソロピックIPOに向け目論見書公表」(10/27) YouTube で見る
動画:TBS NEWS DIG Powered by JNN「株価一時1400円以上値上がり アンソロピックの好調業績受け AI・半導体関連に買い注文広がる」(10/27) YouTube で見る
この話題を伝えた動画今日の1分昼刊(10/27)桐生レオン

出典

※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。

次に読む