NY原油、1.83%安の99.90ドルで100ドル割れ 中東の協議が続くとの見方で続落 ドル円は157円90銭台、158円目前
27日(火)のニューヨーク原油先物(WTI、12月物)は、前日比1.86ドル(1.83%)安の1バレル99.90ドルで取引を終え、100ドルを下回った。サウジアラビアなどの当局者がイランを訪れ、協議が続く見通しと伝わったことが重しになった。外国為替市場では円安・ドル高が進み、ドル円は158円目前まで上げた。
日向かなえ ・ 朝刊 05:25 ・ 2026年10月28日WTI の12月物の終値(清算値)は99.90ドルで、前日の101.76ドルから1.86ドル下げた(みんかぶ・CNBC)。23日(金)の103.27ドルから2日続けて下げた。みんかぶ(MINKABU PRESS)によると、時間外の取引では一時102.82ドルまで上げたが、通常の取引では99.44ドルまで下げる場面があった。
下げの理由として、みんかぶは、メッカ共同防衛協定に加わるサウジアラビア、トルコ、パキスタンの当局者がイランを訪れた後、協議が今後も続く見通しと伝わったことを挙げている。アルジャジーラも、イランと3か国が協議を続けることで合意したと報じた。みんかぶによると、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、イランが示した条件を追い求めて戦争の終結を目指すよう、安全保障の責任者に求めた。
原油の値段は、燃料を多く使う会社のコストに直接かかわる。航空会社や電力会社にとっては、原油が下がると燃料費の面では追い風になりやすい関係だ。27日の米国市場では、みんかぶが、原油の下落が株式市場を下支えしたと伝えた。為替では、ドル円が157円91銭(みんかぶ、NY時間の終盤の4時51分)、157円96銭(CNBC、NY時間16時32分)と、158円目前まで円安が進んだ。みんかぶは、NY時間に入ってドル買いが出て、リスクを避けるための円買いも一服したと伝えている。
この先は、日米の金融政策の結果が続く。みんかぶによると、FOMC と日銀の金融政策決定会合は、どちらも今回は据え置きが確実視されている一方、市場はともに12月の利上げを80%程度の確率で織り込んでいる。原油では、イランと周辺国の協議の行方が引き続き材料になる。
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| NY原油先物(WTI 12月物)終値(10/27) | 1バレル 99.90ドル(−1.86ドル、−1.83%。みんかぶ・CNBC の清算値) |
|---|---|
| 前の2日の終値 | 10/23(金)103.27ドル → 10/26(月)101.76ドル(10/27 朝刊の記事・CNBC) |
| 27日の値幅(みんかぶ) | 時間外の高値 102.82ドル/通常取引の安値 99.44ドル |
| ドル円 | 157円91銭(10/28 4:51、みんかぶ)、157円96銭(NY時間16:32=10/28 5:32、CNBC)、157円90銭(10/28 5:14、株探) |
| 金先物(COMEX 12月物) | 1オンス 4071.90ドル(+0.83%、10/28 3時台、みんかぶ)。AP の画面では4074.20ドル(+0.89%) |
| 日米の金融政策 | FOMC 10/27〜28(結果は日本時間29日3:00)、日銀 10/29〜30(FRB・日銀) |
次に見るポイント
- イランとサウジアラビア・トルコ・パキスタンの協議の続き
- 10/29(木)3:00 FOMC の結果と、ドル円の158円
- 10/30(金)日銀の金融政策決定会合の結果
関連する動画
出典
- みんかぶ(MINKABU PRESS)「続落、緊張緩和を目指した外交的な取り組みに期待=NY原油概況」(10/28 05:31)
- みんかぶ「ドル円、158円手前まで上げ幅広げる=NY為替」(10/28 04:51)
- CNBC「Crude Oil WTI (NYM $/bbl) Front Month」(@CL.1)
- CNBC「USD/JPY」(JPY=)
- みんかぶ「ダウ平均が小反発 ナスダックは大幅続伸 AI関連株への買い戻し続く=米国株概況」(10/28 05:31)
- Al Jazeera English「Iran and Mecca defence pact countries agree to further talks amid US war threats」(YouTube)
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。







