日経平均、前引けは478円安の6万2214円で3日続落 一時は200円高もAI半導体株に売り、TOPIXはプラス
26日(月)前場の東京市場で、日経平均株価は前週末比478円50銭(0.76%)安の6万2214円66銭で午前の取引を終えた(前引け、11時30分)。23日(金)の米国株安と原油高を受けて売りが先行し、一時は600円近く下げたあと、9時半ごろには200円あまりの上げに転じる場面もあった。前引けにかけて東京エレクトロンやアドバンテストなどAI・半導体株への売りが膨らみ、3日続落となった。一方、TOPIX は0.34%高で、値上がりした銘柄の方が多かった。
桐生レオン ・ 昼刊 11:52 ・ 2026年10月26日日経平均は前週末比243円20銭安の6万2449円96銭で取引を始め、9時3分に6万2094円34銭(598円安)まで下げた。その後は買い戻しが入って上げに転じ、9時32分には6万2902円95銭(209円高)をつけた。ここから再び売られ、前場の終わりは6万2214円66銭だった(株探・Yahoo!ファイナンス)。前場の東証プライム市場は値上がり900銘柄、値下がり605銘柄、変わらず48銘柄で、売買代金は概算3兆2454億円(日経・株探)。TOPIX は13.53ポイント(0.34%)高の3979.34で前場を終えた(日経・トレーダーズ・ウェブ)。
売りのきっかけは、23日(金)の米国市場だ。中東の緊張から原油が上がり、ダウ平均は652ドル82セント安の5万2215ドル16セントで終えた(フィスコ・ウエルスアドバイザー)。日本経済新聞によると、原油高が日本の景気や企業の業績の重荷になるとの見方からリスクを避ける売りが出たほか、AI関連の過剰な投資への懸念がくすぶり、値がさのハイテク株が重荷になった。寄り付き後は、海外の短期の投資家とみられる日経平均先物の買いで一時上げに転じたという。
下げの中心はAI・半導体株だった。前引けで東京エレクトロンは4.14%安、アドバンテストは3.18%安、キオクシアホールディングスは2.94%安、ディスコは2.74%安、イビデンは3.30%安(株探・Yahoo!ファイナンス)。株探の集計では、日経平均への影響(寄与度)はアドバンテストが222.22円、東京エレクトロンが198.22円の押し下げで、この2社が1位と2位だった。反対に、原油高を受けて鉱業や卸売業(商社)、石油・石炭製品が上がり、三菱UFJフィナンシャル・グループも0.97%高だった。ドル円は11時30分ごろ1ドル=156円71銭前後(フィスコ)。
後場は12時30分に始まる。今週は、28日(水)15時30分にアドバンテストの決算、29日(木)午前3時に米国の FOMC(連邦公開市場委員会)の結果、30日(金)に日銀の決定とキオクシアの決算が出る(各社・FRB・日銀の予定)。前場に日経平均を押し下げた半導体株の決算と、日米の金利の発表が同じ週に重なる。
数字で見る
| 日経平均 前引け(10/26 11:30) | 6万2214円66銭(−478円50銭、−0.76%。株探・日経・Yahoo!ファイナンス) |
|---|---|
| 前場の値動き | 寄り付き 6万2449円96銭(−243円)/安値 6万2094円34銭(9:03、−598円)/高値 6万2902円95銭(9:32、+209円)(株探・Yahoo!ファイナンス) |
| TOPIX 前引け | 3979.34(+13.53、+0.34%。日経・トレーダーズ・ウェブ・Yahoo!ファイナンス) |
| 東証プライム 前場 | 値上がり900/値下がり605/変わらず48、売買代金 概算3兆2454億円(日経・株探) |
| AI半導体株(前引け) | 東京エレクトロン −4.14%、アドバンテスト −3.18%、キオクシア −2.94%、ディスコ −2.74%(株探・Yahoo!ファイナンス) |
| ドル円(11:30ごろ) | 156円71銭前後(フィスコ。ウエルスアドバイザーは156.70円) |
次に見るポイント
- 10/26(月)12:30〜 後場:前引けにかけて売られた東京エレクトロン・アドバンテストの動き
- 10/28(水)15:30 アドバンテストの決算
- 10/29(木)3:00 FOMC の結果、10/30(金)日銀の決定
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