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ヨリビケ- MARKET NEWS -
夕刊 | 株式 | 2026年11月2日 16:12

日経平均、208円安の6万3081円で続落 TOPIXは0.88%安と下落率は約2.7倍 東京エレクトロンとアドバンテストの2社で約445円の押し上げ

2日(月)の日経平均株価は前週末比208円25銭(0.33%)安の6万3081円86銭で取引を終えた。TOPIXは34.79ポイント(0.88%)安の3930.28で、下落率は日経平均の約2.7倍だった。株探の集計では、東京エレクトロンとアドバンテストの2社だけで日経平均を約445円押し上げており、市場全体の下げは指数の数字よりも大きかった。

動画:日経CNBC 公式チャンネル「【11月2日(月)東京株式市場】日経平均株価は続落 208円安」 YouTube で見る
日経平均 終値(11/2)
63,081円
続落

日経平均は318円09銭安の6万2972円02銭で始まり、9時6分に6万2712円91銭(577円20銭安)まで下げた。その後は下げ幅を縮め、フィスコによると後場は押し目買いで再び上昇に転じ、13時30分にこの日の高値6万3615円32銭(325円21銭高)をつけた。引けにかけては売りが優勢になり、マイナス圏で終えた(株探、Yahoo!ファイナンス)。東証プライムの売買代金は約7兆6403億円で、MINKABU PRESS は、米中間選挙を控え、あすが祝日ということもあって8兆円を下回ったと伝えている。

背景には前週末30日(金)の米国株安がある。フィスコによると、インテルの業績見通しやアマゾンの決算を受けて、AI投資の採算への警戒感からハイテク株を中心に売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も急落した。東京でも朝方は半導体関連の一角が売られたが、決算を出した半導体製造装置の大手が買われて指数を支えた。MINKABU PRESS は、米国の株価指数先物でナスダック100指数が上がっていたことや、韓国の株価指数KOSPIが高かったことも支えになったとしている。

市場の広がりで見ると、下げた銘柄の方がはるかに多い。株探の速報では東証プライムの値上がりは502銘柄、値下がりは1007銘柄、変わらずは37銘柄で、値下がりが全体の約65%を占めた(MINKABU PRESS の集計では505・1011・36)。33業種のうち値上がりは10業種で、上位はガラス・土石、食料品、電気・ガス、陸運。下位には倉庫・運輸、サービス、精密機器が並んだ(株探)。

日経平均の中身を分けると、上げは一部の銘柄に偏っていた。株探の大引けの集計では、押し上げたのは東京エレクトロン(+5.16%)が248.28円、アドバンテスト(+2.61%)が196.33円で、2社の合計は444.61円。続くレーザーテックは40.72円、日本特殊陶業(NGK)は17.02円、第一三共は14.01円だった。押し下げたのはキオクシアホールディングスが150.43円、リクルートホールディングスが124.39円、SCREENホールディングスが58.17円、ソフトバンクグループが57.44円、京セラが43.42円。2社の押し上げがなかったとすると、日経平均の下げは約653円になる計算だ(ヨリビケ計算)。

読み解くと、日経平均は株価の高い一部の銘柄の動きが大きく出る指数で、TOPIXは東証の時価総額全体の動きを表す。この日は、決算で買われた2社が日経平均の下げを小さく見せ、市場全体の弱さはTOPIXと値下がり銘柄の数の方に出た。日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は、前週末の15.96倍から16.05倍に上がった(ヨリビケ計算)。3日(火)は文化の日で東証は休場で、次の取引は4日(水)になる。

数字で見る

日経平均(11/2 終値)6万3081円86銭(−208円25銭、−0.33%)、続落(株探、Yahoo!ファイナンス)
日経平均の値動き始値6万2972円02銭、安値6万2712円91銭(9:06)、高値6万3615円32銭(13:30)(Yahoo!ファイナンス、フィスコ)
TOPIX(11/2 終値)3930.28(−34.79、−0.88%)。前週末は3965.07(株探、Yahoo!ファイナンス)
東証プライム売買代金 約7兆6403億円、値上がり502・値下がり1007・変わらず37(株探の速報。MINKABU PRESS は505・1011・36)
日経平均への寄与(大引け)東京エレクトロン +248.28円、アドバンテスト +196.33円、キオクシア −150.43円、リクルート −124.39円(株探)
NT倍率16.05倍(前週末15.96倍、ヨリビケ計算)
ヨリビケの見方TOPIXの下落率0.88%は、日経平均の0.33%の約2.7倍だった。株探の寄与度で、東京エレクトロンとアドバンテストの2社の押し上げ444.61円を除くと、日経平均の下げは約653円、下落率では約1.0%になり、TOPIXの下げに近い(2社分を単純に差し引いた目安、ヨリビケ計算)。

次に見るポイント

  • 11/3(火)0時(日本時間):米ISM製造業景況指数(10月分)
  • 11/3(火):文化の日で東証は休場。米国では中間選挙の投票日。米アップルは11/2の米国の引け後(日本時間3日早朝)に決算(トレーダーズ・ウェブ)
  • 11/4(水):休場明けの東京の取引。日経平均とTOPIXの下落率の差が続くか

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動画:大和証券グループ公式チャンネル「11月2日(月)東京マーケット<前引け>」 YouTube で見る
この話題を伝えた動画今日の1分夕刊(11/2)神崎玲子

出典

神崎玲子 ・ 夕刊 16:12 ・ 2026年11月2日

※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。

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