金曜のNY、ナスダック2.86%安の2万5437 インテル・アマゾンの決算に失望、半導体株指数は7.20%安 米10年債利回りは4.94%に低下、日経平均先物は6万2000円台
10月30日(金)のNY市場は、ナスダック総合指数が747.72ポイント(2.86%)安の2万5437.00、S&P500が1.82%安、ダウ平均が572.25ドル安の5万1770.31ドルで終えた。前日の取引終了後に出たインテルとアマゾンの決算が売りのきっかけになった。週明けの東京市場は、この下げを受けて始まる。
主な指数の終値は、ダウ平均 5万1770.31ドル(572.25ドル安、1.09%安)、S&P500 7580.07(140.32ポイント安、1.82%安)、ナスダック総合 2万5437.00(747.72ポイント安、2.86%安)だった(株探、Yahoo Finance)。半導体株の指数(SOX)は7.20%安と、ナスダックの2.5倍の下げ幅だった。
株探(MINKABU PRESS)によると、前日の引け後に発表されたアマゾンとインテルの決算が失望を誘い、ナスダックは一時1000ポイントを超えて下げた。インテルはパソコン向け半導体の需要の低迷とデータセンター向け製品の供給の制約が響き、28.58%安の65.76ドル。同じ記事は、AI への巨額の投資に見合う収益を生み出せるのかという懸念が再び強まったと伝えている。
金利と為替も動いた。米財務省が公表した10年債の利回りは、29日の4.98%から30日は4.94%に下がった(市場の引けの値は Yahoo Finance で4.929%、株探で4.925%)。ドル円は157円台半ば(株探 157.55円、Yahoo Finance 157.52円)。日経平均先物は、大阪取引所の夜間取引が6万2420円で終え、30日の日経平均の終値(6万3290円)を870円下回った(株探)。シカゴ(CME)の円建ての先物も6万2000円台だった(Yahoo Finance 6万2600円、株探 6万2690円=NY時間16時24分)。
中身を分けて読むと、売りは半導体とパソコンの関連に集中した。巨大IT の株価は、アップル −1.23%、マイクロソフト −1.55%、アマゾン −1.41%、アルファベットA −1.40%、メタ −1.53%、テスラ −0.87% と1%台の下げにとどまった一方、エヌビディアは −4.22%、AMD は −10.88%、記録媒体のサンディスクは好決算でも −13.47% だった(株探)。ナスダック全体の下げ(2.86%)より、半導体株の指数の下げ(7.20%)が大きいのは、この偏りを示している(ヨリビケ計算)。
この先は、米国で決算と選挙が続く。株探によると、来週はアップル(2日)、AMD(3日)が決算を発表し、米中間選挙(3日)と米雇用統計(6日)も控える。東京では、2日(月)に東京エレクトロンなど半導体関連株が、夜間の先物の水準(現物比870円安)からどう動くかが最初の確かめどころだ。
数字で見る
| ナスダック総合(10/30 終値) | 2万5437.00(−747.72、−2.86%)(株探、Yahoo Finance) |
|---|---|
| S&P500・ダウ平均(10/30 終値) | 7580.07(−140.32、−1.82%)・5万1770.31ドル(−572.25、−1.09%)(株探、Yahoo Finance) |
| フィラデルフィア半導体株指数(SOX) | 1万688.79(−7.20%)(株探、Yahoo Finance) |
| 米10年債利回り(10/30) | 4.94%(米財務省の公表値、29日は4.98%)。市場の引けの値は4.929%(Yahoo Finance)・4.925%(株探) |
| ドル円 | 157.55円(株探、10/31 6:59)・157.52円(Yahoo Finance) |
| 日経225先物(大証・夜間、10/31 6:00) | 6万2420円、日経平均の終値6万3290.11円比 −870.11円(株探) |
| CME 日経平均先物(円建て) | 6万2600円(Yahoo Finance)・6万2690円(株探、NY時間16:24) |
次に見るポイント
- 11/2(月):週明けの東証。夜間の先物(現物比870円安)の水準と、半導体関連株の動き
- 日本時間3日(火)早朝:アップルの決算(資料は6時30分、電話会議は7時)
- 11/3(火)米国時間:AMD の決算。パソコン向け CPU の売れ行きの説明
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出典
日向かなえ ・ 朝刊 05:38 ・ 2026年11月2日※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。









