非鉄が下落率首位、保険は上昇率首位 非鉄は3日続けて上下の両端に
株探の集計(11時31分)では、東証33業種のうち20業種が上がり、13業種が下がった。上昇率の首位は保険業(+2.05%)、下落率の首位は非鉄金属(−3.30%)。非鉄金属は20日に下落率首位、21日に上昇率首位、22日にまた下落率首位と、3日続けて振れ幅の端にいる。
桐生レオン ・ 昼刊 11:51 ・ 2026年10月22日
上昇率の上位は保険業(+2.05%)、サービス業(+1.80%)、鉱業(+1.25%)、空運業(+1.09%)の順だった(株探)。保険では東京海上ホールディングスが3.03%高、MS&ADが1.38%高、第一ライフグループが1.24%高(Yahoo!ファイナンス・株探)。鉱業ではINPEXが1.50%高の3857円と、原油先物の上昇と歩調を合わせた(株探)。保険株が買われた理由を直接伝える報道は、前場の時点では見当たらない。
下落率の上位は非鉄金属(−3.30%)、ガラス・土石製品(−1.90%)、銀行業(−1.64%)、機械(−1.05%)、金属製品(−1.04%)、電気機器(−0.98%)の順(株探)。非鉄では古河電気工業が5.03%安、SWCCが3.89%安、フジクラが3.82%安、住友電気工業が3.35%安と、電線の大手がそろって下げた(Yahoo!ファイナンス・株探)。銀行では三菱UFJフィナンシャル・グループが1.22%安、三井住友フィナンシャルグループが1.37%安、みずほフィナンシャルグループが1.93%安だった。
意外な所では電線だ。データセンターの中や間をつなぐ光ファイバーや電力ケーブルを手がける電線株は、AI投資の広がりで買われてきた分、AI関連への売りが出ると下げも大きくなる。この日も、AI・半導体株への売りと同時に電線株が売られ、フジクラは1社で日経平均を33.58円押し下げた(株探)。ガラス・土石製品でも、株探の集計で下落率の上位にフジボウHDが入った。
銀行株については、株探によると、債券先物が時間外の米長期金利の低下を受けて買われた(利回りは低下方向)。一般に、金利の低下は銀行の利ざやの拡大への期待を弱めやすい。来週は27〜28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、29〜30日に日銀の金融政策決定会合があり、日米の金利の行方が銀行・保険株の手がかりになる。
数字で見る
| 東証33業種(10/22 11:31、株探) | 上昇20・下落13 |
|---|---|
| 上昇率の上位(株探) | 保険業 +2.05%、サービス業 +1.80%、鉱業 +1.25%、空運業 +1.09% |
| 下落率の上位(株探) | 非鉄金属 −3.30%、ガラス・土石 −1.90%、銀行業 −1.64% |
| 電線大手 前引け(10/22) | 古河電工 −5.03%、SWCC −3.89%、フジクラ −3.82%、住友電工 −3.35% |
| 大手銀行 前引け(10/22) | 三菱UFJ −1.22%、三井住友 −1.37%、みずほ −1.93% |
| 保険 前引け(10/22) | 東京海上 +3.03%、MS&AD +1.38%、第一ライフ +1.24% |
| 非鉄金属の前場の騰落率(株探) | 10/20 −3.37%(下落率首位)→ 10/21 +3.10%(上昇率首位)→ 10/22 −3.30%(下落率首位) |
次に見るポイント
- 22日(木)後場 非鉄金属・電線株とAI・半導体株が同じ向きに動き続けるか
- 27〜28日(火・水)米FOMC、29〜30日(木・金)日銀の金融政策決定会合(銀行・保険株の金利の手がかり)
- 30日(金)SCREEN・東京エレクトロンの決算(AI向け投資の勢いを測る材料)
出典
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