ナスダック2.60%安、今年2番目の下げ ダウは11ドル高で横ばい
22日の米国市場で、ナスダック総合指数は694.00ポイント(2.60%)安の2万6008.86と急落した。ダウ平均は11.89ドル高の5万2867.98ドルとほぼ横ばい、S&P500は1.21%安だった。時事通信によると、AI企業の巨額投資などへの懸念から、安全資産に資金が流れた。
日向かなえ ・ 朝刊 05:29 ・ 2026年10月23日
ナスダック総合指数の下落率2.60%は、6月5日(4.18%安)以来、今年2番目の大きさだった。大型株100銘柄のナスダック100は2.90%安の2万8958.69(Nasdaq)。S&P500は93.74ポイント安の7663.43(CNBC・株探)。株価の振れ幅への警戒を示すVIX(恐怖指数)は19.03と、前日の16.68から上がった(CNBC)。一方、ダウ平均は前日比11.89ドル高と、わずかに上げて終えた(時事・CNBC)。
売られたのは、AIに大きく投資する企業だ。メタは6.98%安、テスラは3.08%安、スペースXは9.14%安(株探・Nasdaq)。株探によると、テスラは今年の設備投資の目標を200億ドルに下げたことが、かえってAI・ロボットへの転換の計画への不安につながった。株探はまた、エヌビディアのフアンCEOの「新興のAIクラウド企業は資金が足りない」との発言が市場を揺らしたとの声や、原油高も重しになったと伝えた。
ダウ平均が持ちこたえたのは、ハイテク以外の決算が良かったためだ。日用品のP&Gは5.58%高で、株探によると、値上げを抑えながら利益を保てたことが評価された。防衛のロッキード・マーチンは、防衛費の拡大を背景に今年の見通しを上げて6.96%高、鉄道貨物のCSXは6.76%高だった(株探)。ダウ平均に入るアップルも1.23%高。ハイテク株が売られる一方で、生活必需品・防衛・運輸の好決算の銘柄が買われた。金の先物は2%を超えて下げた(株探・CNBC)。
東京の22日は、米国でハイテク株が上げた前日の流れに乗れず、日経平均は1713円安だった。米国の22日の下げは、今日の東京の寄り付き前の材料になる。日経平均先物の夜間の動きは5本目の記事で伝える。
今夜(23日、米国時間)は10月の米国の購買担当者景気指数(PMI、日本時間22:45)とミシガン大学の消費者信頼感(確報、23:00)が出る(株探の日程)。来週は27〜28日(火・水)にFOMC(米連邦公開市場委員会)があり、28日(水)にマイクロソフト、29日(木)にアマゾンが決算を出す。
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| ナスダック総合指数(10/22 終値) | 26,008.86(−694.00、−2.60%、Nasdaq・時事・株探) |
|---|---|
| ダウ平均 | 52,867.98ドル(+11.89ドル、+0.02%、時事・CNBC) |
| S&P500 | 7,663.43(−93.74、−1.21%、CNBC・株探) |
| ナスダック100 | 28,958.69(−863.83、−2.90%、Nasdaq) |
| VIX(恐怖指数) | 19.03(前日 16.68、CNBC) |
| 主な銘柄(10/22) | テスラ −3.08%/スペースX −9.14%/P&G +5.58%/アップル +1.23%(株探・Nasdaq) |
| 前日の上げ幅との比較 | 前日 +278.04 → 22日 −694.00(約2.5倍、ヨリビケ計算) |
次に見るポイント
- 23日(金)日本時間22:45 10月の米国PMI(製造業・サービス業)、23:00 ミシガン大学消費者信頼感(確報)
- 27〜28日(火・水)FOMC:金利の見通しとハイテク株
- 28日(水)マイクロソフト、29日(木)アマゾンの決算(いずれも米国時間)
出典
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