日経平均先物、夜間で890円安の6万2310円 22日の終値を598円下回る
大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物12月物は23日午前6時に前日の清算値比890円安の6万2310円で終えた(株探)。22日の日経平均の終値6万2907円84銭を597円84銭下回る水準だ。夜の間に米国で半導体株とハイテク株が大きく下げた。
日向かなえ ・ 朝刊 05:29 ・ 2026年10月23日
株探によると、夜間取引の日経平均先物12月物は、22日の日中の清算値(6万3200円)より200円安い6万3000円で始まり、日本時間22時には6万3240円まで戻したが、米国の取引が進むにつれて下げ、23日2時に6万2770円、6時の終値は6万2310円だった。夜間の出来高は1万2461枚。TOPIX先物は27ポイント安の3986.5で、22日のTOPIXの終値(3997.50)を11ポイント下回る。シカゴ(CME)の円建ての日経平均先物は、日本時間5時22分に6万2750円だった(株探)。
22日の東京市場では、日経平均が1713円40銭(2.65%)安の6万2907円84銭と、その日の安値で終えた(時事・株探)。株探によると7月30日以来の安値だ。アドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄で日経平均を約805円、ソフトバンクグループ・イビデン・キオクシアHDを加えた5銘柄で約1248円押し下げた(株探)。株探によると、市場では、相場の流れに沿って機械的に売買するCTA(商品投資顧問)の売りが、韓国や台湾の株と同じような下げを招いたとの見方が出ている。
一方で、下げは半導体とAI関連に偏っていた。東証プライムの値下がり銘柄は約半分にとどまり、33業種のうち13業種が上げた。上昇率の上位は鉱業・保険・サービス・空運・陸運で、下落率の上位は非鉄金属・ガラス土石・電気機器・機械だった(株探)。プログラム言語「PHP」に重大な欠陥が見つかったことで、トレンドマイクロなどサイバーセキュリティーの銘柄が買われた(株探)。東証が22日に出した10月第2週(13〜16日)の投資部門別売買動向では、海外投資家が現物株を3654億円売り越した(株探)。
今日は8:30に9月の全国消費者物価が出る。取引時間中には東京製鉄など、引け後には工作機械・ロボットのファナックなどが決算を出す予定だ(株探の予定)。14時に9月の全国スーパー売上高、14時30分に百貨店売上高も出る。来週は27〜28日(火・水)にFOMC、29〜30日(木・金)に日銀の金融政策決定会合がある。
数字で見る
| 日経平均先物 12月物 夜間終値(10/23 6:00) | 62,310円(前日の清算値比 −890円、株探) |
|---|---|
| 前日の清算値(10/22)/夜間の出来高 | 63,200円/1万2461枚(株探) |
| 日経平均 終値(10/22) | 62,907.84円(−1,713.40円、−2.65%、時事・株探・CNBC) |
| TOPIX 終値(10/22)/TOPIX先物 夜間終値 | 3,997.50(−46.23、株探)/3,986.5(−27、株探) |
| CME 日経平均先物(円建て、10/23 5:22) | 62,750円(株探) |
| 海外投資家の売買(10月第2週・現物) | 3654億円の売り越し(東証の発表、株探) |
| 先物と最高値(10/6 終値 70,683.98円)の差 | −11.8%(ヨリビケ計算) |
次に見るポイント
- 23日(金)8:30 9月の全国消費者物価、9:00 寄り付き:先物の水準(6万2310円)が現物に表れるか、アドバンテスト・東京エレクトロンなどの動き
- 23日(金)引け後 ファナックの4〜9月期決算(株探の予定)
- 29〜30日(木・金)日銀の金融政策決定会合
出典
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