マスク氏、スカイダンスに約10億ドル出資 負債800億ドルのメディア大手
イーロン・マスク氏が、米メディア大手スカイダンスに約10億ドル(約1500億〜1600億円)を出資したと、米国時間22日に米セマフォーや米CNBCが報じた。パラマウントによるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収で、約800億ドルの負債を抱えた会社への出資になる。
白石ひかり ・ 特集 17:53 ・ 2026年10月24日日本経済新聞によると、出資は22日に分かった。Forbes JAPANによると、取締役のローレン・パウエル・ジョブズ氏ら他の投資家も、ほぼ同じ時期に出資したと関係者がセマフォーに語った。出資の条件などの公式な発表は確認できていない。
スカイダンスは、デビッド・エリソン氏が率いるパラマウントがワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を10月上旬に終えて発足した。ネットフリックスとの買収競争を1110億ドルの現金提案で制したが、買収後の負債は約800億ドルにのぼり、人員削減などで60億ドル超の経費を削る計画を掲げている。
マスク氏とエリソン家は近い。デビッド氏の父でオラクル共同創業者のラリー・エリソン氏は、2022年のマスク氏のツイッター買収に10億ドルを出し、2018〜2022年にはテスラの取締役も務めた。テレ東BIZは、スペースXの衛星通信スターリンクとの連携が進むとの見方も伝えている。
Forbes JAPANによると、スカイダンスの株価は米国時間22日までの約1か月で23%下げ、年初の約13ドルから約8ドルになっていた。巨額の負債を抱えたまま、映画・配信・テレビの3つを抱える会社に、世界一の資産家が資金を入れた形だ。
マスク氏は今週、スペースXとテスラの統合を話し合う特別委員会の設置にも触れており、事業の広がりに市場の関心が集まっている。この先は、出資の条件や持ち分、スターリンクなどとの具体的な提携が出てくるかが注目点になる。
数字で見る
| 出資額 | 約10億ドル(約1500億〜1600億円、換算で幅) |
|---|---|
| 最初の報道 | 米セマフォー(米国時間10/22)、米CNBCも |
| スカイダンスの負債 | 約800億ドル(ワーナー買収後) |
| 経費削減の計画 | 60億ドル超 |
| 株価 | 約1か月で23%安、年初の約13ドル→約8ドル(10/22、Forbes JAPAN) |
次に見るポイント
- 出資の条件・持ち分の公式な発表
- スターリンクなどマスク氏の事業との提携
- スカイダンスの次の決算での負債と経費削減の進み具合
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出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。



