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速報 | 日本株

日経平均は478円安、TOPIXは上昇 前場は半導体2社が指数を下押し

26日(月)の前場は、日経平均株価が478円50銭安の6万2214円66銭と3日続落した一方、東証株価指数(TOPIX)は13.53ポイント高の3979.34と上がり、2つの指数が逆の方向に動いた。フィスコの集計では、アドバンテストと東京エレクトロンの2社だけで日経平均を計420円44銭押し下げた。東証プライムでは値上がりした銘柄のほうが多く、「日経平均ほど相場全体は崩れていない」前場だった。

御堂聡一 ・ 特集 12:50 ・ 2026年10月26日
動画:大和証券グループ(公式)「10月26日(月)東京マーケット<前引け>」 YouTube で見る

日経平均は243円20銭安の6万2449円96銭で寄り付き、直後に下げ幅を一時598円82銭まで広げた(フィスコ)。その後は先物主導の買いで切り返し、9時32分には209円79銭高の6万2902円95銭まで上がる場面もあった(株探)。ただ6万2900円台で買いが一巡し、再びマイナス圏に沈んで前引けを迎えた(DZHフィナンシャルリサーチ)。一方のTOPIXは前週末比0.34%高で、東証プライムの値上がり銘柄数は値下がり銘柄数を上回った(フィスコ、日本インタビュ新聞)。東証プライムの前場の売買代金は概算で約3兆2400億円だった。

背景にあるのは、指数の作り方の違いだ。日経平均は225銘柄の株価をもとにするため、株価が高い銘柄(値がさ株)の動きが大きく効く。TOPIXは時価総額の加重なので、銘柄の数が多い業種の動きが素直に表れる。この日は、前週末23日(金)の米国市場でダウ平均が652ドル安となり、原油高と米長期金利の上昇への警戒が続いたことから、アドバンテストや東京エレクトロンなどAI・半導体の値がさ株に売りが出た(フィスコ)。日本インタビュ新聞は、AI関連投資の収益化をめぐる警戒が続いていると伝えている。

反対に買われたのは、原油高が追い風になる銘柄だ。業種別では鉱業、卸売業、石油・石炭製品が上昇の上位に並び、非鉄金属、電気機器、機械が下落の上位だった(フィスコ、DZH)。個別では豊田通商、三菱商事、伊藤忠商事、三井物産などの商社や、INPEX が上がった。株探によると、前週末23日(金)のWTI原油先物(期近)は1バレル103.27ドルで取引を終えている。半導体と同じ「電気機器」でも、電子部品の村田製作所やTDKは下げた一方、業績予想を引き上げたファナックは上がり、日経平均を支える側に回った。

日経平均とTOPIXの差は、株の教科書 第2回で取り上げた「NT倍率」(日経平均÷TOPIX)で測れる。半導体の値がさ株が日経平均を押し上げる局面ではこの倍率が上がり、今回のように半導体が売られて商社や資源株が買われる局面では下がる。指数1つだけを見ていると「全面安」に見えても、中身は業種ごとにお金が移っている、という日だった。

後場(12時30分〜)は、指数への影響が大きい半導体の値がさ株の動きが引き続き焦点になる。国内では14時に8月の景気動向指数(改定値)が出る。今週は28日(水)にアドバンテストが決算を発表し、29日(木)の日本時間未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、30日(金)に日銀の金融政策決定会合の結果と東京エレクトロン・キオクシアの決算が続く。半導体の決算が、この日のような「日経平均だけが重い」形を続けるのか、変えるのかを見る週になる。

数字で見る

日経平均 前引け(10/26 11:30)6万2214円66銭(−478円50銭、−0.76%)(フィスコ、日本インタビュ新聞、DZH)
TOPIX 前引け(10/26 11:30)3979.34(+13.53、+0.34%)(同上)
日経平均の前場の値幅一時598円82銭安〜一時209円79銭高(フィスコ、株探)
2社の押し下げ(前場)アドバンテスト+東京エレクトロンで計420円44銭(フィスコの集計)
上昇した業種の上位鉱業・卸売業・石油・石炭製品(下落の上位は非鉄金属・電気機器・機械)
前場の売買代金(東証プライム)概算 約3兆2400億円(DZH、日本インタビュ新聞)
NT倍率(ヨリビケ計算)23日(金)終値 15.81 → 26日(月)前引け 15.63
ヨリビケの見方前引けと前週末比の値からヨリビケが逆算すると、23日(金)の終値は日経平均 6万2693円16銭、TOPIX 3965.81で、NT倍率は15.81。26日(月)の前引けでは15.63と、半日で0.18下がった。フィスコの集計(2社で420円44銭)をもとに計算すると、日経平均の下げ幅478円50銭のうち約88%が、アドバンテストと東京エレクトロンの2社によるもの。残りの223銘柄を合わせた押し下げは約58円にとどまる。

次に見るポイント

  • 26日(月)15時30分 大引け:前場の「日経平均安・TOPIX高」が引けまで続くか
  • 26日(月)14時 8月の景気動向指数(改定値)
  • 28日(水)アドバンテストの決算:日経平均への影響が大きい1社
  • 29日(木)日本時間未明 FOMC の結果、30日(金)日銀会合の結果
  • 30日(金)東京エレクトロン・キオクシアの決算

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動画:stockvoice「楽天証券マーケットNEWS 10月26日【前引け】」 YouTube で見る

出典

※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。

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