シカゴの日経平均先物は6万4000円台、29日終値を約500円下回る アマゾンの決算後に下げ幅拡大 30日は日銀の決定と展望レポート、引け後に東京エレクトロン・キオクシアの決算
シカゴの日経平均先物は、NY時間29日(木)16時25分(日本時間30日5時25分)に6万4145円と、29日の日経平均の終値(6万4659円)を約500円下回った(株探)。30日(金)は、日銀が金融政策決定会合の結果と展望レポートを公表し、引け後には東京エレクトロンとキオクシアホールディングスが決算を発表する。
日向かなえ ・ 朝刊 05:30 ・ 2026年10月30日株探によると、シカゴの日経平均先物は NY時間15時01分には6万4655円だったが、16時25分には6万4145円(大証の終値比585円安)になった。この間に、アマゾンとインテルが引け後に決算を発表し、時間外でアマゾンは一時10.99%安(NY時間16:02)、インテルは20.82%安(同16:04)となった(株探)。ナスダック100の先物は NY時間16時07分に2.81%安となった(株探)。日本時間の朝の先物の下げは、NY市場が終わった後のハイテク株の決算への反応が加わった形だ。
29日の日経平均は705円28銭(1.10%)高の6万4659円47銭で、3日続伸していた(日経・株探)。日経によると、アドバンテストだけで日経平均を450円ほど押し上げた。指数の上げを支えたのは寄与度の大きい半導体株で、30日に決算を出す東京エレクトロンとキオクシアも、指数への影響が大きい銘柄だ。
日銀は29日(木)・30日(金)に金融政策決定会合を開き、30日に結果と『経済・物価情勢の展望(展望レポート)』を公表する(日銀)。日経によると、政策金利を1.25%で据え置く見通しで、物価の基調が目標の2%に到達したとの認識を示す公算が大きい。午後には植田和男総裁が記者会見する(日経)。
東京エレクトロンとキオクシアは、30日の引け後に決算を発表する予定だ(株探)。アルファベットやアマゾンが AI 向けの設備投資を高い水準で続けている一方で、市場はその投資が収益に結びつくかを厳しく見ている。半導体の製造装置とメモリーという、投資の受け手の側の会社が、需要の見通しをどう示すかが焦点になる。
この先は、植田総裁の会見で追加の利上げに向けた手がかりがどこまで示されるか(日経)、展望レポートの物価の見通し、そして東京エレクトロンとキオクシアの決算の数字が、来週の東京市場の材料になる。
数字で見る
| シカゴ日経平均先物 | 6万4145円(大証の終値比 −585円、NY時間16:25=日本時間5:25、株探)/15:01 時点 6万4655円(株探) |
|---|---|
| 日経平均(10/29 終値) | 6万4659円47銭(+705円28銭、+1.10%、3日続伸)(日経・株探) |
| ナスダック100先物 | −2.81%(NY時間16:07、株探) |
| 日銀の会合 | 10/29(木)・30(金)、30日に結果と展望レポート(日銀)。政策金利 1.25%で据え置きの見通し(日経) |
| 決算発表 | 10/30(金)引け後 東京エレクトロン・キオクシアホールディングス(株探) |
次に見るポイント
- 10/30(金)日銀の決定と、午後の植田総裁の会見:追加の利上げに向けた手がかり
- 10/30(金)展望レポート:物価の見通しと2%への到達の表現
- 10/30(金)引け後 東京エレクトロン・キオクシアの決算:AI 向けの需要の見通し
出典
- 日本銀行「金融政策決定会合の運営」(開催日程)
- 日本経済新聞「日銀会合、2%物価目標に到達と表明へ 政策金利は据え置きの公算」(10/30 5:00)
- 株探(MINKABU PRESS)「ダウ平均、ナスダックとも4日ぶり反落=米国株概況」(10/30 5:35、CME 日経平均先物)
- 株探「NY各市場 4時台 ダウ平均は268ドル安 シカゴ日経平均先物は6万4655円」(10/30 4:11)
- 株探「米株価指数先物、ナスダック100が2.8%の大幅安=速報」(10/30 5:17)
- 日本経済新聞「日経平均株価、3日続伸 終値は705円高の6万4659円」(10/29)
- 株探「東京エレクトロン(8035)」(決算発表予定日)
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。









