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夕刊 | 株式

日経平均、503円安の6万2189円で3日続落 7月30日以来の安値 アドバンテスト・東エレク・ファストリの3社の押し下げが下げ幅を上回る

26日(月)の東京市場で、日経平均株価は前週末比503円51銭(0.80%)安の6万2189円65銭で取引を終え、3日続落した。終値は7月30日(木)の6万1867円43銭以来、約3か月ぶりの安さ。前引け(478円安)のあと14時ごろには下げ幅を縮めたが、引けにかけて再び売られた。下げの大半はアドバンテスト・東京エレクトロン・ファーストリテイリングの3社によるもので、TOPIX は0.18%高と上げて終えた。

御堂聡一 ・ 夕刊 16:09 ・ 2026年10月26日
動画:日経CNBC 公式チャンネル「【10月26日(月)東京株式市場】日経平均株価は3日続落📉503円安/FX不正アクセス問題でGMO関連株が急落/『ディープシークショック』級? AI相場の変調を読む/バリュー株優勢 商社・銀行に買い」 YouTube で見る
日経平均 終値(10/26)
62,189円
▼503.51円(−0.80%)

日経平均は243円20銭安の6万2449円96銭で始まり、9時3分に6万2094円34銭まで下げたあと、9時32分には6万2902円95銭まで上げる場面もあった(株探・Yahoo!ファイナンス)。前場を478円安で終えたあと、日本経済新聞によると、後場は14時にかけて日経平均先物に断続的な買いが入り、70円ほど安い6万2600円近辺まで下げ渋った。株探の集計では15時の時点でも271円51銭安だったが、そこから引けにかけて売りが膨らみ、下げ幅は500円を超えた。東証プライム市場の売買代金は概算6兆6438億円、売買高は21億2782万株(日経・株探)。日本経済新聞は、売買代金が4月20日以来6カ月ぶりの薄商いだったと伝えている。

売りのきっかけは、23日(金)の米国市場だ。株探(フィスコ)によると、中東情勢の緊迫化で原油価格が上がり、インフレの高止まりへの警戒が広がったうえ、米長期金利の上昇も重荷になってダウ平均が大きく下げた。日本経済新聞によると、東京市場でも原油高が日本の景気や企業業績の下振れにつながるとの懸念からリスク回避の売りが優勢になり、アドバンテストや東京エレクトロンなど値がさの主力株が売られた。フィスコは、AI関連の投資に対する資金回収への懸念も挙げている。

下げは一部の値がさ株に集中した。アドバンテストは3.93%安の3万1070円、東京エレクトロンは3.68%安の9110円、ファーストリテイリングは2.50%安の7万3980円で、ファストリはこの日の安値で取引を終えた(株探・Yahoo!ファイナンス)。株探の集計では、日経平均への影響(寄与度)はアドバンテストが274円、東京エレクトロンが175.97円、ファストリが153.72円の押し下げで、イビデン(35.6円)、TDK(19.72円)が続いた。反対に押し上げたのは豊田通商(20.23円)、三菱商事(19.72円)、伊藤忠商事(11.71円)など原油高で買われた商社だった。東証プライム市場では値上がりした銘柄が半分を超え(株探・日経)、TOPIX は3972.98(+0.18%)で終えた。

日経平均の終値は、10月6日(火)の7万683円98銭から約12%下の水準になった。今週は、下げの中心になった半導体株の決算と日米の金融政策の発表が重なる。28日(水)15時30分にアドバンテストの決算、29日(木)午前3時に米国の FOMC(連邦公開市場委員会)の結果、30日(金)に日銀の決定と、東京エレクトロンとキオクシア(18時45分)の決算が出る(各社・FRB・日銀の予定、株探・Yahoo!ファイナンスの決算発表予定)。

数字で見る

日経平均 終値(10/26)6万2189円65銭(−503円51銭、−0.80%。3日続落。日経・株探・Yahoo!ファイナンス)
この日の値動き始値 6万2449円96銭/高値 6万2902円95銭(9:32)/安値 6万2094円34銭(9:03)(株探・Yahoo!ファイナンス)
3日続落の下げ幅21日(水)終値 6万4621円24銭から −2431円59銭(−3.76%。株探の日足からヨリビケ計算)
TOPIX 終値3972.98(+7.17、+0.18%。日経・株探・Yahoo!ファイナンス)
東証プライム売買代金 概算6兆6438億円・売買高21億2782万株(日経・株探)。値上がり/値下がり 816/682(株探)、818/686(日経)
日経平均への寄与度(株探の集計)アドバンテスト −274円、東京エレクトロン −175.97円、ファストリ −153.72円/豊田通商 +20.23円、三菱商事 +19.72円
3社の株価(終値)アドバンテスト 3万1070円(−3.93%)、東京エレクトロン 9110円(−3.68%)、ファストリ 7万3980円(−2.50%)(株探・Yahoo!ファイナンス)
ヨリビケの見方株探の寄与度の集計で、アドバンテスト・東京エレクトロン・ファストリの3社の押し下げは合わせて603.69円で、日経平均の下げ幅503.51円を約100円上回った。残りの222銘柄は、差し引きで日経平均を約100円押し上げていた計算になる。15時(271円51銭安)から大引けまでに下げ幅は232円広がり、そのうち3社の押し下げの増加分が142.63円と約6割を占めた(株探の15時と大引けの集計からヨリビケ計算)。日経平均を TOPIX で割った NT倍率は、23日(金)の15.81倍から15.65倍に下がった。

次に見るポイント

  • 10/28(水)15:30 アドバンテストの決算と、翌29日(木)の株価の反応
  • 10/29(木)3:00 FOMC の結果、10/30(金)日銀の決定
  • 10/30(金)東京エレクトロン・キオクシア(18:45)の決算
この話題を伝えた動画今日の1分夕刊(10/26)御堂聡一

出典

※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。

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