楽天証券の乗っ取り対策 保存版 「取引の一時的な利用停止」5つのカギと選び方、出金先ロック・緊急時の止め方
楽天証券には、口座を乗っ取られても勝手に売られたり引き出されたりしにくくする「カギ」が5種類ある。結論から言うと、積立だけの人は「投資信託の買付以外を停止」、日本株も売買する人は「外国株式のみ停止」、怪しいと思ったら「ログイン・すべての取引を停止」。かけ方と注意点を、楽天証券の公式の案内からまとめた。
桐生レオン ・ 特集 23:33 ・ 2026年10月25日結論から。積立だけの人は「投資信託の買付以外を停止」を選ぶ。積立や配当の受け取りはそのままで、投資信託の売却、株式の取引、出金が止まる。日本株も売買する人は、使わない外国株だけを止める「外国株式のみ停止」。身に覚えのない取引に気づいたなど、怪しいと思ったら「ログイン・すべての取引を停止」で、ログインごと全部止める。

カギのかけ方は、ブラウザで楽天証券にログインし、マイメニューから「セキュリティ設定」を開く(開くときに本人確認がある)。「取引の一時的な利用停止」の「設定」を押し、種類を1つ選んで「認証へ進む」。本人確認のワンタイムキー(6桁)は、ショートメールではなく、登録した電話番号に自動音声で届く。有効期限は30分で、30分たつまで再発行はできないので、メモを用意してから進めたい。解除も同じ画面から、同じ手順でできる。

注意点もある。「すべての取引を停止」と「ログイン・すべての取引を停止」では、投資信託の積立の注文もエラーになる。国内株式の逆指値の注文は、カギをかけている間は執行されず、外した瞬間に有効に戻るため、解除したときの値段によっては思わぬ値段ですぐ約定することがある。iDeCoの拠出は止まらずに続き、外国為替の取引も止まらない。配当金は受け取れるが、出金を止めている間は口座から引き出せない。

出金は、もともと事前に登録した本人名義の口座にだけできる。その出金先口座を変更する機能も、カスタマーサポートに連絡すればロックできる。身に覚えのない取引を見つけたときは、自動音声ダイヤル(0120-852-638、通話料無料)でも「ログイン・すべての取引を停止」などを設定できる。解除の電話は、登録した電話番号からかける必要がある。
ログインの守りも合わせて固めたい。同じセキュリティ設定の画面でパスキーを作ると、パスワードではログインできなくなる。楽天証券はログイン時のパスキーを2026年6月以降、順次必須にしている。ログインのたびに届くログイン通知メールは止めずに「利用する」のままにしておく。なぜ今か。金融庁によると、証券口座の不正取引は2025年1月から2026年9月までに1万642件(暫定値)。株を勝手に売られ、その代金で国内外の小型株などを買われる手口が相次いだ。
数字で見る
| ① 投資信託の買付以外を停止 | ログイン・入金・投信の買付(積立含む)はできる/投信の売却・株式・出金は止まる |
|---|---|
| ② 投資信託と出金以外を停止 | 投信の売買と出金はできる/株式の取引は止まる |
| ③ 外国株式のみ停止 | 米国株・中国株・アセアン株を止める(日本株は続けられる) |
| ④ すべての取引を停止 | ログイン・入金はできる/取引と出金は止まる(積立もエラー) |
| ⑤ ログイン・すべての取引を停止 | ログインも止まる(入金のみ可)。解除は自動音声ダイヤルで |
| 電話で設定できるもの | ①②⑤(自動音声ダイヤル 0120-852-638) |
| 本人確認 | 登録電話番号に自動音声で6桁のワンタイムキー(有効30分) |
次に見るポイント
- 設定の前に、楽天証券の公式ページで最新の手順を確認する
- 逆指値の注文がある人は、カギを外す前に注文を確認する
- 身に覚えのない取引は、止めたあと必ず楽天証券に連絡する
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出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。









