アドバンテスト、8.98%高の3万3860円 1社で日経平均を約602円押し上げ、上げ幅の56% 売買代金はプライム全体の6%、あす28日に決算
アドバンテスト(6857)は27日(火)、前日比2790円(8.98%)高の3万3860円で取引を終えた。株探の集計では、この1社で日経平均を601.93円押し上げ、上げ幅1078.72円の半分あまりを占めた。前週から続いた下げのあとの買い戻しで、28日(水)には4〜9月期の決算を発表する。
御堂聡一 ・ 夕刊 16:08 ・ 2026年10月27日株価は3万3330円で始まり、10時14分に3万4320円まで上げた(株探・Yahoo!ファイナンス)。出来高は1312万7700株、売買代金は約4440億円(株探・Yahoo!ファイナンス)で、東証プライム市場全体の売買代金(概算6兆9360億円)の約6.4%を1社で占めた(ヨリビケ計算)。株探の集計では、日経平均への寄与は14時の時点で621.35円、15時の時点で638.61円、大引けで601.93円だった。
株探(株探ニュースの話題株ピックアップ)によると、アドバンテストは前週後半から週明けまでの3営業日で3300円以上下げていて、リバウンドを狙う買いが入りやすくなっていた。株探の日足では、21日(水)の終値3万4440円から26日(月)の3万1070円まで3370円下げており、この日の上げ(2790円)はその約83%にあたる(ヨリビケ計算)。前日の米国市場ではエヌビディアなど半導体株に買い戻しが入り、SOX指数は2.8%上げた(株探)。日本経済新聞も、アドテストは9%高で終え、1銘柄で日経平均を約600円押し上げたと伝えている。
AI向け半導体の検査装置で世界大手のアドバンテストは、日経平均の中での重さが大きく、指数の動きを左右しやすい。同じAI・半導体の流れで、ソフトバンクグループ(+4.95%)、東京エレクトロン(+3.07%)、ICパッケージ基板のイビデン(+8.54%)、TDK(+2.78%)も上げた(株探・Yahoo!ファイナンス)。株探によると、イビデンは米インテル株の上昇も追い風になった。会社の仕組みや過去の決算後の値動きは、特集「アドバンテストってどんな会社?」にまとめている。
決算は28日(水)の引け後に出る(株探の決算発表予定・Yahoo!ファイナンス。会社の予定では15時30分)。株探の夕刊のピックアップは、株価が10月上旬の最高値から大きく下げたあとだけに、好決算を先取りしようとする資金が入っていると伝えている。最高値(10月7日(水)の高値4万1990円)と比べると、27日の終値はまだ約19%低い(ヨリビケ計算)。
数字で見る
| アドバンテスト(6857)終値 | 3万3860円(+2790円、+8.98%。株探・Yahoo!ファイナンス) |
|---|---|
| この日の値動き | 始値3万3330円(9:09)/高値3万4320円(10:14)/安値3万3020円(9:11)(株探・Yahoo!ファイナンス) |
| 出来高・売買代金 | 1312万7700株・約4440億円(株探・Yahoo!ファイナンス)。プライム全体の約6.4%(ヨリビケ計算) |
| 日経平均への寄与(株探の集計) | 14時 +621.35円 → 15時 +638.61円 → 大引け +601.93円(上げ幅の55.8%、ヨリビケ計算) |
| 3日間の下げとの比較 | 10/21(水)終値3万4440円 → 10/26(月)終値3万1070円(−3370円)。27日の上げはその約83%(株探の日足からヨリビケ計算) |
| 時価総額 | 約24兆7855億円(株探) |
| 次の決算 | 10/28(水)引け後(株探・Yahoo!ファイナンス) |
次に見るポイント
- 10/28(水)引け後の決算(7〜9月期の売上高・営業利益と、通期の見通しを変えるかどうか)
- 10/29(木)の株価の反応と、日経平均への寄与
- 10/30(金)東京エレクトロン・キオクシアの決算で、半導体の装置・メモリの見通しがそろうか
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