キオクシア、前引け12.97%高の1万4240円 30日に決算
キオクシアホールディングス(285A)は28日の前場で大幅続伸し、前引けは前日比1635円(12.97%)高の1万4240円だった(株探・Yahoo!ファイナンス)。米国の半導体株高に加え、同業の韓国SKハイニックスの好決算が追い風になった。30日(金)には自社の4〜9月期決算を発表する。
白石ひかり ・ 昼刊 11:50 ・ 2026年10月28日前引けの1万4240円は、前日終値1万2605円から1635円の上げ。始値は1万3230円、前場の高値は11時27分の1万4275円だった(株探)。株探によると、東証プライムの値上がり率で2位、売買代金ではトップで、日経平均を約116円押し上げた。日経によると、10時には1万3740円(9.00%高)まで買われていた。
背景は2つある。1つは前日の米国市場で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3.60%上がった(日経)。もう1つは韓国だ。日経によると、メモリー大手のSKハイニックスが28日に発表した7〜9月期決算は、売上高が前年同期の4.3倍の104兆ウォン、営業利益が7.3倍の83兆ウォンだった。株探(MINKABU PRESS)は営業利益を前年同期比632%増の83兆3000億ウォンと伝え、同社がメモリーの供給不足が2030年まで続くとみていることも伝えた。韓国総合株価指数(KOSPI)は11時4分時点で6.32%高だった(株探)。
株の需給の面でも材料がある。株探(MINKABU PRESS)によると、TOPIXでのキオクシアの浮動株比率の引き上げにともない、指数に連動するファンドなどの2兆円超の買い需要が見込まれ、今週末30日と11月末の2回に分けて約1兆円ずつ出るとみられている。マネーポストも、浮動株比率が15%から50%へ2段階で引き上げられることと、2兆円超の買い需要の試算を伝えている。いずれも試算で、実際の金額は決まっていない。株探は同時に、ファンドの買いを見込んだ個人の信用買いが膨らみ、上値を重くしていたとも伝えた。半導体の流れはほかの銘柄にも広がり、前場は太陽誘電が8.4%高、イビデンが7.0%高だった(株探)。
この先は30日(金)が重なる。キオクシアは同日18時45分に4〜9月期の決算を発表する予定で(会社のIRニュース、株探・Yahoo!ファイナンス)、同じ30日は10月の最終営業日にあたる。東京エレクトロンの決算も同じ日に出る。
数字で見る
| キオクシアHD(285A)前引け(10/28 11:30) | 1万4240円(+1635円、+12.97%。株探・Yahoo!ファイナンス) |
|---|---|
| 前場の始値/高値 | 1万3230円(9:06)/1万4275円(11:27)(株探) |
| 日経平均への寄与(前引け) | +115.74円(株探の集計) |
| SKハイニックス 7〜9月期 | 売上高 104兆ウォン(4.3倍)、営業利益 83兆ウォン(7.3倍)(日経)。営業利益 83兆3000億ウォン・+632%(株探) |
| KOSPI(10/28 11:04) | 5994.66(+6.32%)(株探) |
| TOPIX がらみの買い需要(試算) | 2兆円超、30日と11月末に約1兆円ずつ(株探・MINKABU PRESS)。浮動株比率 15%→50%(マネーポスト) |
| 決算発表 | 10/30(金)18:45 予定(会社のIRニュース・株探・Yahoo!ファイナンス) |
次に見るポイント
- 10/30(金)18:45 キオクシアの4〜9月期決算
- 10/30(金)TOPIXの浮動株比率の見直し(10月の最終営業日)
- 11月末 2回目の見直し
関連する動画
出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。









