ヨリビケについて 1分動画 YouTube @yoribike 11/6 更新
ヨリビケ- MARKET NEWS -
速報 | 米国株 | 2026年11月4日 12:52

テキサス上院選、民主党が勝つ見通し ナスダック先物2%安・円高

米中間選挙の上院のテキサス州で、米調査会社DDHQは民主党のジェームズ・タラリコ氏が勝つと予測した(ブルームバーグ)。共和党の地盤で民主党が議席を奪う形になる。日本時間の昼すぎ、ナスダック100の先物は2%あまり下げ、米10年債の利回りは4.90%前後に下がり、円は1ドル157円台半ばまで上がった。東京では日経平均の下げ幅が一時2800円を超えた(株探、12:41)。

動画:ANNnewsCH:米中間選挙 上院で与野党が接戦 下院は民主党が多数派奪還か(11/4) YouTube で見る

NBCの開票速報では、日本時間12時48分の時点でテキサス州はタラリコ氏が58.0%、共和党のケン・パクストン氏が40.4%で、見込みの票の59.1%を数えた。NBCは「民主党寄り」としているが、まだ当選を判定していない。DDHQは民主党の勝利を予測し(ブルームバーグ)、みんかぶも「タラリコ氏が勝利」と伝えた。上院の100議席のうち決まった分は民主党46、共和党39で、50議席で同数になる(NBC)。オハイオ、カンザス、メーン、ミシガン、アラスカなどはまだ決まっていない(CNBC)。下院はCNBCの分析チームが民主党が少なくとも235議席を取ると見ており(過半数は218)、日テレNEWSは「民主党の過半数獲得が確実」と伝えている。

市場は株売り・債券買い・ドル売りの形になった。CNBCの値で、日本時間12時38分にナスダック100の先物は2.13%安、S&P500の先物は1.23%安、ダウの先物は422ドル安(−0.81%)。米10年債の利回りは12時47分に4.902%で、前日より0.048ポイント低い。フィスコによると一時4.90%を割り込んだ。ドル円は早朝の158円74銭から157円54銭まで円高・ドル安に動いた(フィスコ)。日経によると12時時点で157円62〜63銭で、ユーロもドルに対して上がっている。

売られている理由として、CNBCは、民主党が上下両院を取ればデータセンターへの規制が強まり、AI関連の株の重荷になるという投資家の心配を挙げている。日経も、民主党が勝てば財政の心配が和らぐ一方、AI規制への警戒から株売り・債券買いが進みやすいとの見方を伝えている。米国の金利が下がって日米の金利差が縮むとみた円買いが、円高につながった(日経)。

売りは米国の外にも広がっている。株探の12時31分の値で、日経平均は2670円安(−4.23%)、TOPIXは2.86%安。韓国の総合株価指数(KOSPI)も12時24分に3.29%安だった(CNBC、Yahoo Finance)。日経によると白金の先物は約1年ぶりの安値をつけ、銅などにも売りが波及した。一方、フィスコによるとファーストリテイリングや任天堂は上げており、株探の後場の始まりの業種別では空運業が上昇の首位だった。

この先は、上院の多数派がどちらになるかが焦点だ。今夜(日本時間)は米国のADP雇用統計とISM非製造業景況指数が出て(フィスコ)、23時30分に米国の株式市場が開き、選挙の結果を通常の取引で初めて受け止める。6日(金)には10月の米雇用統計が出る。

数字で見る

テキサス上院選(日本時間 12:48、NBC)タラリコ氏(民主)58.0%、パクストン氏(共和)40.4%、開票59.1%。NBCは「民主党寄り」で未判定、DDHQは民主党の勝利を予測(ブルームバーグ)
上院の議席(同、NBC)決まった分は民主46・共和39(50で同数)
下院(CNBC、日テレNEWS)民主党が少なくとも235議席の見込み(過半数218)。日テレは「民主党の過半数獲得が確実」
米株価指数の先物(日本時間 12:38、CNBC)ナスダック100 −2.13%、S&P500 −1.23%、ダウ −422ドル(−0.81%)。みんかぶの12:11の値はナスダック100 −2.12%
米10年債利回り(日本時間 12:47、CNBC)4.902%(−0.048)。一時4.90%割れ(フィスコ)
ドル円(11/4)早朝158円74銭 → 157円54銭(フィスコ)、12時 157円62〜63銭(日経)
アジアの株(11/4)日経平均 −2670円(−4.23%)・TOPIX −2.86%(12:31、株探)、日経平均は12:41に下げ幅2800円超(株探)、KOSPI −3.29%(12:24、CNBC・Yahoo Finance)
ヨリビケの見方売りはAIの比重が大きい指数に偏っている。日本時間12時38分のナスダック100の先物の下げ(2.13%)は、ダウの先物(0.81%)の約2.6倍。東京でも12時31分の日経平均の下げ(4.23%)はTOPIX(2.86%)の約1.5倍だった(ヨリビケ計算)。値がさのAI・半導体株の比重が大きい指数ほど大きく下げる形が、米国と日本で同じ時間に出ている。円は早朝からの数時間で1円20銭(約0.76%)上がり、米10年債の利回りは0.048ポイント下がった。

次に見るポイント

  • 11/4(水)〜:上院の残りの州(オハイオ・カンザス・メーン・ミシガン・アラスカなど)の判定
  • 11/4(水)15:30:東京の大引け。日経平均とTOPIXの下げの差
  • 11/4(水)夜(日本時間):米国のADP雇用統計・ISM非製造業景況指数(フィスコ)、23:30 米国の通常取引の開始
  • 11/6(金)22:30(日本時間):10月の米雇用統計
  • 2027/1/3(日):新しい議会が始まる

関連する動画

動画:日テレNEWS:米中間選挙 民主党の下院過半数獲得が確実に YouTube で見る
動画:TBS NEWS DIG:日経平均が一時2000円以上値下がり 米中間選挙“民主党優勢”でAI投資への逆風懸念 YouTube で見る

出典

白石ひかり ・ 特集 12:52 ・ 2026年11月4日

※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。

次に読む