ナスダック1.11%高、金曜の下げの約半分を取り戻す 半導体指数SOXは1.61%高で8日続落が止まる ダウは36ドル安
19日の米国市場で、ナスダック総合指数は290.86ポイント(1.11%)高の2万6430.89で終えた。16日(金)の下げ(572.99ポイント)の約半分にあたる。半導体株の指数SOXは1.61%上がり、2008年以来の長さだった8日続落が止まった。
日向かなえ ・ 朝刊 05:50 ・ 2026年10月20日
19日のナスダック総合指数は2万6430.89(株探・日経)。S&P500は31.29ポイント(0.41%)高の7690.73、ダウ平均は36.38ドル(0.07%)安の5万1966.03ドルだった。指数を算出するナスダックによると、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は179.05ポイント(1.61%)高の1万1316.34。トレーダーズ・ウェブ(DZH)によると、16日までの8日続落は2008年以来の長さだった。
上げの中心は、先週売られたAI・半導体関連への買い戻しだ。日経によると、マイクロン・テクノロジーやサンディスクなどメモリー関連が大きく上げた。中国のメモリー大手、長鑫存儲技術(CXMT)の1〜9月の売上高が前年の8倍を超えたようだと伝わったことも買い材料になった(日経)。株探によると、インテルはアナリストが投資判断を引き上げて2.43%上げ、エヌビディアは1.38%、AMDは1.76%上がった。
一方、先週の売りのきっかけになったコアウィーブは、ゴールドマン・サックスが投資判断を引き上げたものの、朝高の後に下げに転じて0.44%安で終えた(日経・株探)。ダウ平均は景気に敏感な銘柄や消費関連の一部が売られて続落した(日経)。米10年債利回りの上昇や、10月の住宅市場指数が29と予想(31)を下回ったことも重荷とされる(株探・フィスコ)。
半導体株の戻りは、日本の製造装置や検査装置、素材の会社にも関わる。19日の東京市場では、日経によるとAI・半導体関連株が再び売られていた。米国の半導体株の反発が東京に及ぶかは、20日の取引で確かめられる。
この先は、米大手の決算が続く。21日(米国時間)にはメタとテスラが取引終了後に決算を出し、日本では22日にディスコが決算を発表する。AI向けの投資の計画が、先週の借入への不安とどう関わるかが焦点になる。
数字で見る
| ナスダック総合指数(10/19 終値) | 26,430.89(+290.86、+1.11%、株探・日経) |
|---|---|
| S&P500 | 7,690.73(+31.29、+0.41%) |
| ダウ平均 | 51,966.03ドル(−36.38ドル、−0.07%) |
| SOX指数 | 11,316.34(+179.05、+1.61%、Nasdaq・Yahoo Finance) |
| ナスダックが金曜の下げから取り戻した割合 | 約51%(290.86÷572.99、ヨリビケ計算) |
| SOX 10/9 → 10/19 | 12,572.42 → 11,316.34(−9.99%、ヨリビケ計算) |
| インテル/エヌビディア/AMD | +2.43%/+1.38%/+1.76%(株探) |
次に見るポイント
- 20日(火)9:00 東京市場の半導体関連株の寄り付き
- 21日(米国時間、日本時間22日朝)メタ・テスラの決算(AI向けの投資の計画)
- 22日(木)16:00 ディスコの決算(半導体の製造装置の需要)
出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。



