中国LPR、17か月連続の据え置き 今夜は米GM・ネットフリックス決算
中国人民銀行は20日、貸し出しの金利の目安になる最優遇貸出金利(LPR)を1年物3.0%、5年超3.5%で据え置いた。据え置きは17か月連続。円相場は1ドル158円台半ばで動き、今夜は米国でGMとネットフリックスが決算を出す。
桐生レオン ・ 昼刊 11:49 ・ 2026年10月20日
人民銀行の委託を受けて全国銀行間同業拆借中心が20日に公表したLPRは、1年物が3.00%、5年超が3.50%で、前月と同じだった(人民銀行・中国外貨取引センター)。ロイターによると市場の予想どおり。中国外貨取引センターの記録では、前回の引き下げは2025年5月(1年物3.10%→3.00%、5年超3.60%→3.50%)で、それ以来17回続けて同じ水準になっている。
据え置きが続く一方、投資は弱い。19日に国家統計局が発表した7〜9月期の実質GDPは前年同期比4.5%増と4〜6月期(4.3%増)から加速したが、1〜9月の固定資産投資は前年同期比7.2%減、不動産開発投資は20.6%減だった(昼刊の19日の記事)。
円相場は小動きだった。日経によると、10時時点は1ドル158円58〜59銭と前日17時時点より42銭の円安・ドル高で、日米の金利差を意識した円売りが続いた。株探によると11時45分は158円46銭。円安は自動車や機械など輸出企業の円換算の売上を増やしやすい一方、エネルギーや食品など輸入品の値段を押し上げやすい。原油高と重なると、電力や化学など燃料・原料を輸入に頼る業種のコストに響きやすい。
後場は12時30分から15時30分まで。今夜は21時30分に米国の9月の住宅着工件数が出る(株探の予定表)。米国時間20日にはGMとネットフリックスが決算を出す。GMはこれまでの四半期では米国の取引開始前に発表している。ネットフリックスは米西部時間20日13時1分(日本時間21日5時1分)に公表すると発表している(同社)。
週の後半は、21日(米国時間)にテスラとメタが決算を出し、日本時間では22日朝になる。23日8時30分には日本の9月の全国消費者物価が公表される。米連邦公開市場委員会(FOMC)は27〜28日、日銀の金融政策決定会合は29〜30日に開かれる。
数字で見る
| 中国LPR 1年物(10/20 公表) | 3.00%(据え置き) |
|---|---|
| 中国LPR 5年超(10/20 公表) | 3.50%(据え置き) |
| 据え置きの期間 | 17か月連続(前回の引き下げは2025年5月、中国外貨取引センター) |
| ドル円(10/20 午前) | 10:00 158円58〜59銭(日経)/11:45 158円46銭(株探) |
| 米国の決算(米国時間 10/20) | GM、ネットフリックス(日本時間21日 5:01、同社) |
| 米9月 住宅着工件数 | 10/20 21:30(日本時間) |
| 日本の9月 全国消費者物価 | 10/23(金)8:30 |
次に見るポイント
- 20日(火)後場 中国・香港株の反応
- 20日(火)21:30 米国9月の住宅着工件数、米国時間20日 GM・ネットフリックスの決算(ネットフリックスは日本時間21日5:01)
- 23日(金)8:30 日本の9月の全国消費者物価、27〜28日 FOMC、29〜30日 日銀の金融政策決定会合
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