TOPIXは1.48ポイント高で小幅続伸 33業種中21業種が上昇
19日のTOPIX(東証株価指数)は前週末比1.48ポイント(0.04%)高の4067.48と、日経平均が407円下げるなかで小幅に続伸した。東証33業種のうち21業種が上がり、売りは半導体・電子部品などの一部に偏った。値下がり銘柄の数は値上がりより多く、上げたのは時価総額の大きい内需株や資源株だった。
御堂聡一 ・ 夕刊 16:12 ・ 2026年10月19日
TOPIXは9時17分に4007.34まで下げたが、前引けの4050.34(15.66ポイント安)から後場に持ち直し、大引けは4067.48だった(株探・日経・共同通信)。日経によると後場の中ごろにはプラスに転じる場面があり、終値で2日続けて上がった。東証プライム市場指数も0.03%高、JPXプライム150指数も小幅に上がった(ロイター・日経)。一方で東証グロース市場250指数は1.57%下げた(ロイター)。
業種別では21業種が上昇、12業種が下落した。上昇率の上位は鉱業・海運業・石油・石炭製品、下落率の上位は非鉄金属・電気機器・繊維製品で、顔ぶれはロイターと時事通信の集計で一致する。株探の集計では、鉱業は3.41%高、海運業は1.84%高、石油・石炭製品は1.83%高、サービス業も1.34%高だった。下落率首位の非鉄金属は1.18%安、電気機器は0.69%安で、前引け時点(非鉄金属2.04%安・電気機器1.50%安)から下げ幅を縮めた。
日経平均とTOPIXの差が出たのは、日経平均が株価の高い一部の銘柄の影響を受けやすいためだ。日経平均を押し下げた東京エレクトロンやファーストリテイリングはTOPIXの中での比重が日経平均ほど大きくない。一方、日経はリクルートやベイカレント、商社株が堅調だったと伝え、株探によると電気・ガス業(1.25%高)では東京電力ホールディングスが上昇率の首位だった。
ただし、全体に買いが広がったわけではない。東証プライムの値下がりは873銘柄で、値上がり621銘柄を上回った(日経・ロイター)。時事通信の集計では値下がりが全体の56%、値上がりが40%で、売買代金も約1か月ぶりの低水準にとどまった(日経)。指数を支えたのは時価総額の大きい一部の内需・資源株で、新興企業の多いグロース市場の指数は下げた。
この先は、AI・半導体関連の売りが一部の業種にとどまるかどうかが、日経平均とTOPIXの差を見るうえでの手がかりになる。21日(米国時間)のメタとテスラ、22日のディスコの決算や、29〜30日の日銀の金融政策決定会合も、業種ごとの動きに関わる日程だ。
数字で見る
| TOPIX 終値(10/19 15:30) | 4,067.48(前週末比 +1.48、+0.04%) |
|---|---|
| TOPIX 安値(10/19 9:17)/前引け | 4,007.34/4,050.34(株探・昼刊) |
| 東証33業種(10/19 大引け) | 上昇21・下落12(ロイター・株探) |
| 上昇率の上位(株探) | 鉱業 +3.41%/海運業 +1.84%/石油・石炭 +1.83% |
| 下落率の上位(株探) | 非鉄金属 −1.18%/電気機器 −0.69%/繊維製品 −0.65% |
| 東証プライムの騰落(10/19) | 値上がり621・値下がり873(日経・ロイター) |
| 東証グロース市場250指数 | 766.91(−1.57%、ロイター) |
次に見るポイント
- 22日(木)ディスコの決算(半導体製造装置の受注の見通し)
- 21日(米国時間)引け後 メタ・テスラの決算
- 29〜30日 日銀の金融政策決定会合
出典
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