ナスダック2.14%安、週間で4.5%下落 6月以来の大きな下げ ダウは週間でわずかに上昇
16日(金)の米国市場で、ナスダック総合指数は572.99ポイント(2.14%)安の2万6140で終えた。1週間の下げは4.5%と、CNBCによると6月以来の大きさだった。売りはAI・半導体関連に集中し、ダウ平均は週間ではわずかに上がった。
日向かなえ ・ 朝刊 05:44 ・ 2026年10月19日16日のナスダック総合指数は2万6140.04(株探)で、前日より572.99ポイント下げた。ダウ平均は175.28ドル安(−0.34%)の5万2002.41ドル、S&P500は1.09%安の7659.44だった。ヨリビケが9日の終値と比べると、週間でナスダックは−4.48%、S&P500は−1.95%、ダウ平均は+0.67%となる。
下げの中心は、AI関連企業の借入への不安だ。トレーダーズ・ウェブ(DZH)によると、AI関連企業の過剰な債務や投資の回収への不安が広がり、AI向けクラウドのコアウィーブは一時14%を超えて下げた。半導体株指数(SOX)は8日続落し、2008年以来の長い連続の下げになった。
大手ハイテク株も下げた。エヌビディアは1.43%、マイクロソフトは1.93%、アマゾンは1.87%下げた(Yahoo Finance の終値からヨリビケ計算)。AI向けの設備投資の大きな出し手であり受け手でもある企業がそろって売られた。
反対に上がったのはエネルギー株だ。NY原油が1バレル100ドルを超え、シェブロンは2.59%、エクソンモービルは2.46%上げた。ハイテク株とエネルギー株で、正反対の動きになった(原油の記事)。
この先は、米大手企業の決算が続く。20日のネットフリックスに続き、21日にはメタ、テスラ、IBMが決算を出す。フィスコは、AI投資への懸念のなかでメタの決算が特に注目されるとしている。
数字で見る
| ナスダック総合指数(10/16 終値) | 26,140.04(−572.99、−2.14%、株探) |
|---|---|
| ダウ平均 | 52,002.41ドル(−175.28ドル、−0.34%) |
| S&P500 | 7,659.44(−1.09%) |
| 週間の騰落(10/9→10/16) | ナスダック −4.48%、S&P500 −1.95%、ダウ +0.67%(ヨリビケ計算) |
| SOX指数 | 11,137.29(8日続落、週間 −11.4%、ヨリビケ計算) |
| エヌビディア/マイクロソフト/アマゾン | −1.43%/−1.93%/−1.87%(Yahoo Finance) |
| シェブロン/エクソンモービル | +2.59%/+2.46% |
次に見るポイント
- 20日(米国時間)ネットフリックスの決算
- 21日(米国時間、日本時間22日朝)メタ・テスラ・IBMの決算(AIへの投資額の見通し)
- AI関連企業の社債や資金調達をめぐるニュース
出典
※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。



