ヨリビケについて 1分動画 YouTube @yoribike 10/19 更新
ヨリビケ
夕刊 | 半導体

アドバンテスト、0.23%安まで戻す ソフトバンクGは2%安

朝に日経平均を最も押し下げたアドバンテストは、9時6分の安値3万2420円から持ち直し、前週末比80円(0.23%)安の3万4450円で取引を終えた。ソフトバンクグループは99円(2.00%)安の4845円。16日の米国でAIクラウドのコアウィーブ株が11.9%下げ、借り入れに頼るAI投資への不安は残っている。

御堂聡一 ・ 夕刊 16:12 ・ 2026年10月19日
動画:テレ東BIZ ダイジェスト「【緊急生解説】AI・半導体株が軒並み下落!日経平均株価一時6万5000円割れ “コアウィーブ・ショック”でAI投資に警戒感!?」(10/16) YouTube で見る
主な値がさ株 騰落率(10/19 終値)
アドバンテスト
-0.23%
ソフトバンクG
-2.00%

アドバンテスト(6857)は寄り付きが9時6分にずれ込み、3万2430円で始まった直後に3万2420円(6.1%安)まで下げた。前引けは3万3560円(2.81%安)で、後場はさらに戻して大引けは3万4450円だった(株探・Yahoo!ファイナンス)。ソフトバンクグループ(9984)は9時38分に4622円まで下げ、日経によると約2か月半ぶりの安値をつけた後、大引けは4845円だった。東京エレクトロンは2.63%安、レーザーテックは3.91%安と、半導体製造装置株は下げ幅が大きいまま終えた(株探・Yahoo!ファイナンス)。

背景にあるのはコアウィーブを巡る不安だ。コアウィーブはAI半導体を積んだデータセンターをAI開発企業に貸し出す米国の新興企業で、時事通信によると16日の株価は11.9%安だった。ロイターによると、同社の社債は前週に大きく売られて利回りが15%を超え、株価は直近5営業日で約25%下げた。日経は、コアウィーブの社債利回りの上昇と株価の急落で、AI投資を巡る懸念が改めて意識されたと伝えている。

売りは半導体製造装置の外にも及んだ。株探によると、電子部品の太陽誘電が4.85%安、村田製作所も下げ、プリント基板のイビデンも2.64%安だった。業種では電気機器が0.69%安、非鉄金属が1.18%安で、非鉄の下落率上位には電線の住友電気工業が入った(株探)。一方で、メモリー大手のキオクシアホールディングスは1.68%高と、上昇に転じて取引を終えた(株探・ロイター)。

ロイターによると、東京海上アセットマネジメントの若山哲志氏は、コアウィーブと大手クラウド各社とでは稼ぐ力が異なるとの認識が広がってきたのではないかとみている。ソフトバンクグループも安値から戻したが、2%安で終え、戻りの度合いはアドバンテストより小さかった。

この先は、21日(米国時間)のメタの決算で示されるAI向け設備投資の計画、22日のディスコと28日のアドバンテスト自身の決算が、半導体関連の需要を確かめる材料になる。ソフトバンクグループの決算は11月10日の予定である。

数字で見る

アドバンテスト(6857)終値(10/19)34,450円(前週末比 −80円、−0.23%)
アドバンテスト 安値(10/19 9:06)/前引け32,420円(−6.1%)/33,560円(−2.81%)
ソフトバンクG(9984)終値(10/19)4,845円(−99円、−2.00%)、安値 4,622円(9:38)
東京エレクトロン(8035)終値10,350円(−280円、−2.63%)
キオクシアHD(285A)終値13,600円(+225円、+1.68%、株探)
米コアウィーブ(10/16)11.9%安(時事通信)、直近5営業日で約25%安(ロイター)
次の決算ディスコ 10/22、アドバンテスト 10/28、ソフトバンクG 11/10(株探・Yahoo!ファイナンス)
ヨリビケの見方アドバンテストは、前週末の終値から朝の安値までの下げ(2110円)のうち2030円、率にして96%を大引けまでに取り戻した。ソフトバンクグループは同じ計算で69%(322円の下げのうち223円)にとどまった。

次に見るポイント

  • 21日(米国時間)引け後 メタの7〜9月期決算とAI向け設備投資の計画
  • 22日(木)ディスコ、28日(水)アドバンテストの決算
  • コアウィーブの社債利回りと株価の動き
この話題を伝えた動画今日の1分夕刊(10/19)御堂聡一

出典

※情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身で。