米10年債利回りは5%台、ドル円は158円台 FOMCは27〜28日、日銀会合は29〜30日
16日の米国債市場で、10年債利回りは5.07%(トレーダーズ・ウェブ)で終えた。米財務省の公表値(par yield)は5.09%だった。ドル円は158円台でほぼ横ばい。10月末には、米国と日本の金融政策の会合が2日違いで続く。
日向かなえ ・ 朝刊 05:44 ・ 2026年10月19日トレーダーズ・ウェブ(DZH)によると、10年債利回りは5.07%と前日より0.01ポイント上がった。米財務省が毎日公表する10年債の利回り(par yield)は5.09%、Yahoo Finance の指標は5.098%と、集計の時刻や方法で数字に差がある。ドル円は158.02円と、前日のNY終値(158.00円)からほぼ横ばいだった(ザイFX・DZH)。
ザイFXによると、取引中は10年債利回りが5.06%付近まで下がると円が買われて157.70円をつけ、5.12%付近まで上がるとドルが買われて158.34円まで上げた。金利の動きがドル円を左右した1日だった。DZHは、原油高で物価の上昇への警戒が強まって債券が売られた一方、AI関連への不安から安全資産として国債を買う動きもあったとしている。
週間で見ると、10年債利回りは9日の5.244%から16日は5.098%へ下がった(Yahoo Finance)。原油が10%上がる一方で、株安から国債に資金が向かった形だ。一般に、米金利の上昇は銀行・保険の利ざやには追い風になり、借入の多い不動産やREIT、将来の利益に期待がかかるグロース株には重荷になりやすい。
この先は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が27〜28日、日銀の金融政策決定会合が29〜30日に開かれる(FRB・日銀の日程)。日銀は30日に経済・物価の見通し(展望リポート)を出し、総裁が記者会見する。23日の日本の9月の全国消費者物価は、その判断材料の1つになる。
数字で見る
| 米10年債利回り(10/16) | 5.07%(+0.01、トレーダーズ・ウェブ) |
|---|---|
| 米財務省の公表値(par yield、10/16) | 5.09%(10/15は5.10%) |
| 10年債利回りの週間の動き(Yahoo Finance) | 5.244%(10/9)→ 5.098%(10/16) |
| ドル円 NY終値(10/16) | 158.02円(前日158.00円、ザイFX・DZH) |
| ドル円の取引中の幅 | 157.70〜158.34円(ザイFX) |
| FOMC | 10月27〜28日(FRB) |
| 日銀 金融政策決定会合 | 10月29〜30日、展望リポートと総裁会見は30日(日銀) |
次に見るポイント
- 23日(金)8:30 日本の9月の全国消費者物価
- 27〜28日 FOMC(28日 米国時間に結果)
- 29〜30日 日銀の金融政策決定会合(30日に展望リポートと総裁会見)
出典
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